HOME ニュース、国内

2021.06.06

走幅跳・橋岡優輝が初の五輪へ盤石!日本選手権前にサードベストの8m23/デンカチャレンジ
走幅跳・橋岡優輝が初の五輪へ盤石!日本選手権前にサードベストの8m23/デンカチャレンジ

◇Denka Athletics Challenge Cup2021(6月6日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

サトウ食品日本グランプリシリーズのデンカチャレンジ、男子走幅跳はドーハ世界選手権代表の橋岡優輝(富士通)が圧倒的な強さを見せた。

昨年の日本インカレで8m19を跳んでいる相性のいい新潟。橋岡は1回目から向かい風0.2mのなかで8m19を跳んで地元・新潟の観客を沸かせた。さらに2回目に自己3番目となる8m23(+1.3)。すでにクリアしている東京五輪参加標準記録の8m22を再び超えた。3回目と6回目をパス、4、5回目はファウルで記録は伸ばせなかったが、ただ1人8mを超え、ファウルも日本記録を示すマークまで跳ぶなど他を圧倒。

広告の下にコンテンツが続きます

「最近はファウルをしすぎていたので、感覚を取り戻すという狙いで、戻ってきたなと思います。中間マークで踏み込んだ分だけファウルした。プラスに捉えられるファウル」と手応えをつかんだ。パスもあったことについては「日本選手権に向けて芯のほうまで残さないように」。記録面でも「東京五輪の標準をまた跳べたのでよかった」と充実の表情を浮かべる。

昨年は脚の痛みで日本選手権を欠場。17年からの連覇が3でストップした。「日本選手権は優勝してオリンピックの代表を勝ち取れるように。オリンピックに向けて弾みをつけられるようにこれから調整していきます」。日本記録の更新、そして初のオリンピックへ、橋岡がいよいよ助走態勢に入った。

◇Denka Athletics Challenge Cup2021(6月6日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム) サトウ食品日本グランプリシリーズのデンカチャレンジ、男子走幅跳はドーハ世界選手権代表の橋岡優輝(富士通)が圧倒的な強さを見せた。 昨年の日本インカレで8m19を跳んでいる相性のいい新潟。橋岡は1回目から向かい風0.2mのなかで8m19を跳んで地元・新潟の観客を沸かせた。さらに2回目に自己3番目となる8m23(+1.3)。すでにクリアしている東京五輪参加標準記録の8m22を再び超えた。3回目と6回目をパス、4、5回目はファウルで記録は伸ばせなかったが、ただ1人8mを超え、ファウルも日本記録を示すマークまで跳ぶなど他を圧倒。 「最近はファウルをしすぎていたので、感覚を取り戻すという狙いで、戻ってきたなと思います。中間マークで踏み込んだ分だけファウルした。プラスに捉えられるファウル」と手応えをつかんだ。パスもあったことについては「日本選手権に向けて芯のほうまで残さないように」。記録面でも「東京五輪の標準をまた跳べたのでよかった」と充実の表情を浮かべる。 昨年は脚の痛みで日本選手権を欠場。17年からの連覇が3でストップした。「日本選手権は優勝してオリンピックの代表を勝ち取れるように。オリンピックに向けて弾みをつけられるようにこれから調整していきます」。日本記録の更新、そして初のオリンピックへ、橋岡がいよいよ助走態勢に入った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.20

旭化成のエマニエル・キプルトに出場停止処分 世界陸連が発表

世界陸連(WA)は12月19日、旭化成に所属するエマニエル・キプルト(ケニア)に対して、出場停止処分を科したと発表した。 処分理由の詳細について、WAは明らかにしていないが、「アスリート代理人規則に基づく異議申し立てを受 […]

NEWS 東京世界陸上代表・小池祐貴と中島ひとみが人気番組「逃走中」に参戦! 自慢のスプリントで逃げ切りなるか

2025.12.20

東京世界陸上代表・小池祐貴と中島ひとみが人気番組「逃走中」に参戦! 自慢のスプリントで逃げ切りなるか

東京世界選手権代表で男子短距離の小池祐貴(住友電工)と女子100mハードルの中島ひとみ(長谷川体育施設)が、フジテレビの人気番組「逃走中」に出演することが発表された。 小池は19年に100mで9秒98をマーク。今季は5月 […]

NEWS 川口桃佳が自己記録に迫る5000m15分26秒59 3年ぶりの15分30秒切り/日体大女子長距離競技会

2025.12.20

川口桃佳が自己記録に迫る5000m15分26秒59 3年ぶりの15分30秒切り/日体大女子長距離競技会

12月20日、神奈川県横浜市の日体大健志台陸上競技場で第26回日体大女子長距離競技会が行われ、5000m4組では川口桃佳(ユニクロ)が15分26秒59で1着となった。 川口は11月のクイーンズ駅伝で、1区を務め5位と好走 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負

2025.12.20

箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 1年目はケガや長期離脱 「こうすれば良かった、という後悔が一切ない走 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/最後のエース区間へ意欲を燃やす神奈川大・宮本陽叶 あこがれのOBに「やっと記録で追いつけた」

2025.12.20

箱根駅伝Stories/最後のエース区間へ意欲を燃やす神奈川大・宮本陽叶 あこがれのOBに「やっと記録で追いつけた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 エース区間で苦戦も悲観せず 神奈川大のエース・宮本陽叶(4年)が最後 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top