男子走幅跳で2016年リオ五輪銀メダル、2017年ロンドン世界選手権金メダルに輝いているL.マニョンガ(南アフリカ)が、ドーピング違反により4年間の資格停止処分の暫定的処分を受けた。12ヵ月間に3回の居場所情報関連義務の違反があったと世界陸連(WA)の独立監査機関「AIU(アスリート・インテグリティ・ユニット)」が発表している。
マニョンガは覚醒剤の一種の依存症で、2012年に国内選手権でドーピング検査陽性だったため18ヵ月間の資格停止処分が下されている。そのため、通常の場合は居場所情報関連義務違反の罰則は2年間の処分だが、潔白を証明できなければ今回2度目の違反と見なされ、処分期間は倍の4年になる。判定が覆らなければ東京五輪に出場できない。30歳になったばかりのマニョンガは19年ドーハ世界選手権でも4位に入っており、世界歴代13位の8m65の自己記録を持つ。
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