2026.09.02
DM三井製糖株式会社は9月2日、男子マラソン前日本記録保持者の鈴木健吾(横浜市陸協)とスポンサーおよびアドバイザリー契約を締結したと発表した。
同社は「スプーン印」「ばら印」の砂糖などを手掛ける製糖業界最大手の食料品を扱う会社。これまで⻑年、「糖質・エネルギーに関する研究を重ねてきた」とする中で、「医療分野とスポーツでは、対象や目的は異なりますが、必要な栄養を限られた条件の中で適切に摂るという点では、共通する課題がある」とし、鈴木と契約することで「グループが培ってきた研究・商品開発の知見と、鈴木選手のトップアスリートとしての実践知を掛け合わせ、スポーツにおける新たな栄養・エネルギー補給の可能性を追究し、スポーツに取り組む人々のパフォーマンスやコンディショニングを支える新たな価値を生み出せると考えている」と契約に至った経緯と今後に向けて同社の森本卓代表取締役社⻑CEOはがコメントした。
鈴木は2021年のびわ湖毎日マラソンにおいて日本人初の2時間5分切りとなる2時間4分56秒の日本新(当時)を樹立。22年オレゴン世界選手権の代表に選ばれたものの直前の体調不良により欠場した。その後はケガなどに苦しんだ時期もあった。
25年10月に富士通を退社してプロランナーとして活動をスタート。今年3月の東京マラソンでは2時間6分09秒の13位(日本人2番手)でフィニッシュして、ロサンゼルス五輪の選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得している。プライベートでは21年12月に女子マラソン五輪2大会代表の麻緒さん(旧姓・一山)と結婚。8月29日には2人の間に長男が誕生したことを報告している。
鈴木は「マラソンでは日々の準備からレース本番、そして、その後のコンディショニングまで、栄養とエネルギー補給が競技を支える大切な要素です。特に、⻑時間身体を動かし続ける中で、何を、いつ、どのように摂るのかは、競技者として常に向き合ってきたテーマ。DM三井グループの研究知見と、自分自身が競技を通じて得てきた経験を掛け合わせ、新しい発見につなげていきたいと考えています。自分自身もさらに世界へ挑戦するとともに、そこから得られた知見が、より多くの方々のスポーツや挑戦を支えるものになるよう貢献していきたい」とコメントしている。
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