2026.06.19
6月20日に東京都内で開催される、ナイキがプロデュースする1マイル公認レース「GINZA MILE」を前日に控え、名古屋アジア大会男子1500m、5000m代表の森凪也(Honda)が、ナイキ銀座でトークショーを開催した。
6月14日の日本選手権で初優勝を飾り、初のアジア大会代表、昨年の東京世界選手権に続いて日の丸を背負うことになった。
加えて、5月17日のセイコーゴールデングランプリでは3000mの日本記録を樹立。母親に来てもらったというエピソードを紹介し、「記録を出せて良かったです」と笑顔を見せた。
「記録を破る」というテーマついて、どんな心構えで臨めばいいのかを聞かれた森は、こう答える。
「今までの中で今日が一番強いと思えた時に結果が出ます。2年前よりも間違いなく今のほうが強い。目標を置くうえでは、次のレースが一番強いと思うといいと思います」
また、「負けた時のことを想像して」常にさまざまな想定をし、「これ以上準備のしようがないほどの準備をします」。それでも何が起こるかわからないのがレースだが、「それでも準備をすることが大事」ときっぱり話した。
シューズの履き分けについてもテーマに挙がり、「自分が履きたいものを履くのが一番です」。森はウォーミングアップや流しなどは「ペガサス42」を使用しているが、それ以外も含めて合宿には「10足ぐらい持っていきます」と話し、参加者を驚かせた。
日々のコンディショニングについて、食事は「食事はいっぱい食べるという感覚よりは、まだ身体を動かせそうなところまで」にとどめるという。とはいえ、厳しく制限をかけているわけではなく、「甘いものも毎日のように食べます」。レース後は飲みに行くこともあり、「次の日はお酒を抜かないととロングランをします(笑)」。
イベントの参加者には中高生も多く、食生活に対して「走っていればそんなに体重が増えることはないと思うし、気にせずに陸上にフォーカスすること。気にせずにいられるならそれでいいし、気になるなら変えればいいと思います」。
レースに臨むにあたって、「緊張は絶対にします。緊張していることに気づくことが大事」とアドバイス。また、ここでも「準備が解決の大部分を担っているんじゃないかなと思います」と強調し、「ダメだったら次のレースで補えばいい」という切り替えの大切さも伝えた。
明日のレースは「非日常というか、普段ありえない場所で走れるのは貴重な経験。普段と違った雰囲気を体感できるのではないかと思います」。参加者の中にはレースに出場する人もいて、「折り返しをどううまくこなすか。うまく力の消耗を防ぐことが大事だと思います。新しいことを試すにはとてもいい機会。自分のやりたいレースを体現できたら面白いと思うので、力の限り頑張ってください」とアドバイスを送った。
エリートの部に関しては、楽しみな選手にチームメイトの兵藤ジュダ(Honda)を挙げ、「一緒に練習してきたので楽しみです」。また、母校・中大の岡田開成、800mの元日本記録保持者・源裕貴(NTN)選手なども注目選手として挙げる。女子では同じアジア大会代表の矢田みくに(エディオン)を挙げ、「かなり意欲的に燃えていました」と期待を寄せていた。
森自身はファンランでイベントに参加予定。「緊張感のあるレースが続いていたので、リラックスして楽しみたい」と話した。
レースは6月20日、東京・銀座のKK線(東京高速道路)の跡地で行われる。中高生から一般までの公認レースが実施され、エリートの部はワールドランキング対象大会として認定されており、アジア大会女子マラソン代表の矢田みくに(ディオン)らがエントリーしている。
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