2026.04.19
◇兵庫リレーカーニバル(4月19日/神戸総合運動公園ユニバー記念陸上競技場)
日本グランプリシリーズの兵庫リレーカーニバルが行われ、女子走幅跳は髙良彩花(JAL)が6m37(+1.6)で制した。
地元・兵庫の声援を受けた髙良。「アットホームな雰囲気。小学生の頃からリレーに出ていますし、100mハードルでも出場していました」という思い出の大会で、走幅跳の優勝は中2時に出た中学生の部を5m52(+1.2)で制して以来、12年ぶりの地元優勝だった。「25歳になっても優勝できてうれしいです」とはにかんだ。
昨年から青学大に拠点を移し、筑波大の先輩でもある犬井亮介コーチに師事。現役・OGとともに冬季練習をこなして「今までの倍以上の練習をやってきました」。課題だった体力強化と、「落ちかけていたスピード」を取り戻すために、スプリント練習、ウエイトトレーニング、サーキットトレーニングで追い込んだ。しばらく置いていたハードルの練習も再開して持ち味だった踏み切りの感覚も磨きをかけてきたという。
高校時代に日本選手権2連覇など、早くから日本トップで戦ってきた。筑波大4年時に6m50を跳び、社会人2年目だった昨年は日本選手権を5年ぶりに優勝。そして、本格的に青学大で初の冬季を過ごして迎えた今季は「初戦でこのアベレージは初めて」。1回目からこの日の最高の跳躍を見せると、「感覚が良かった」2回目はファウルだったものの、5回目にも6m35(+1.1)を跳んだ。「ここまで跳べるのかという驚きと、冬の成果を感じられました」と表情は明るい。
今年の目標は名古屋アジア大会。「ジュニアの頃には日本開催のアジアの大会で優勝しているので」。18年のアジア・ジュニア選手権(岐阜)では6m44のU20日本タイ記録で金メダルを獲得しているだけに、同じ東海地区での“アジア”に挑む気持ちは強い。「最終的には6m70を跳びたい。日本選手権までに6m50~60を跳べるようにしたいです」と意気込みを語った。
木村美海(四国大AC)が6m27(+2.0)で2位。日本記録保持者の秦澄美鈴(住友電工)は6m26(+0.7)の3位だった。秦は「状態は上がってきている段階。手応えを感じられるような試合になりました」と前を向いた。
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