2026.03.31
資生堂は3月31日、ランニングクラブのサイトを更新し、青野宰明監督の退任と女子長距離の高島由香の退部などを発表した。
高島は1988年生まれで山口県出身。岡山・興譲館高時代は2005年全国高校駅伝でアンカーとして初優勝のフィニッシュテープを切っている。卒業後はデンソーへ入社し、クイーンズ駅伝で3連覇に貢献。10000mで2015年世界選手権代表に選ばれるた。
16年春に資生堂に移籍。リオデジャネイロ五輪10000mにも出場した。駅伝でも活躍し、22年クイーンズ駅伝ではアンカーとして16年ぶりの優勝に貢献した。23年には日本選手権10000mで2位に入り、24年パリ五輪で2度目のオリンピック出場を果たした。自己ベストは5000m15分26秒33、10000m30分57秒26、マラソン2時間26分13秒。
高島はサイトを通じて「新たな環境で再出発する決断をいたしました。これまで支えてくださった皆さま、関わっていただいたすべての方々に、心より感謝申し上げます」とコメント。今後も競技を続ける。
青野監督は44歳。日体大卒業後、愛知製鋼でも競技を続けた。現役引退後の2009年に立命大女子陸上競技部コーチを務め、12年にはデンソーへ移籍。コーチとして全日本実業団女子駅伝に3連覇に尽力した。
資生堂には16年6月にコーチとして入社。21年6月にヘッドコーチとなり、23年2月から監督として指揮を執っていた。監督在任中、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)は、23年4位、24年8位、25年5位の成績を残した。
青野氏は「今後は、新たな環境に身を置き、これまでの経験を活かしながら、世界の舞台で戦える選手の育成を目指して参ります」としている。
後任は、ゼネラルマネージャーの川村浩之氏が監督と兼務する。
このほか、松山大出身でクイーンズ駅伝では2年連続でアンカーを務めた大谷菜南子と、須磨学園高(兵庫)出身の干飯里桜が引退。チームの公認スポーツ栄養士を務めた横濵未来氏と鈴木悠梨マネージャーが退部する。
高島らの退部者コメント全文をチェック!
■青野宰明監督 「いつも応援ありがとうございます。このたび、約10年間在籍いたしました資生堂ランニングを退部することとなりました。これまで支えてくださった皆さま、関わっていただいたすべての方々に、心より感謝申し上げます。今後は、新たな環境に身を置き、これまでの経験を生かしながら、世界の舞台で戦える選手の育成を目指して参ります。今後ともなにとぞよろしくお願い申し上げます」 ■高島由香 「いつも応援ありがとうございます。このたび、約10年間在籍いたしました資生堂ランニングクラブを退部し、新たな環境で再出発する決断をいたしました。これまで支えてくださった皆さま、関わっていただいたすべての方々に、心より感謝申し上げます。同時に、現実を真摯に受け止め、自分自身を見つめ直し、競技者としての価値をさらに高めるべく、新たな環境でも挑戦を続けてまいります。今後ともご声援のほど、よろしくお願いいたします」 [adinserter block="4"] ■大谷菜南子 「いつも応援ありがとうございます。 このたび3月31日をもちまして、競技を引退する決断をいたしました。資生堂をはじめ、たくさんの方々のおかげで、14年間の競技人生を全力で駆け抜けることができました。本当にありがとうございました。 良いときもそうでないときも、変わらず温かく応援してくださった皆さま、常に選手のことを第一に考え全力でサポートしてくださったスタッフ、切磋琢磨し励まし合いながら共に走り続けてきたチームメイトの存在があったからこそ、最後まで自分自身が成長し続けて競技を終えることができました。心より感謝申し上げます。この4年間は決して平坦な道のりではありませんでしたが、夢に向かってチームメイトと共に真っ直ぐ突き進んだこと、掲げた目標を達成できたときの充実感と喜びを社員の皆さまと共に分かち合えたことが私の1番幸せな時間でした。この貴重な経験を胸に、今後は社業に専念し、会社に貢献できるよう精進してまいります。4年間本当にありがとうございました。 今後とも資生堂ランニングクラブの応援をどうぞよろしくお願いいたします」 ■干飯里桜 「いつも温かいご声援をありがとうございます。 このたび、2026年3月末日をもって現役を引退する決断をいたしました。在籍中は怪我などもあり、思うようにレースへ出場できず、結果として満足のいく成績を残すことができませんでした。これまで支えてくださった方々の期待に応えられなかったことは申し訳ない気持ちがあります。競技生活の中では、苦しい時期や思い悩む時間の方が多かったのが正直なところですが、その度にチームメイトやスタッフ、そして日頃から応援してくださる方々の支えがあり、ここまで競技を続けることができました。心より感謝しています。この4年間で培ってきた経験や学びは、私にとってかけがえのない財産であり、人としても大きく成長させてくれたものだと感じています。今後は社業に専念し、競技生活で得た経験を強みに、これまでとはまた違ったかたちで会社に貢献していきたいと思います。 これまで支えてくださったすべての皆さまに、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました」RECOMMENDED おすすめの記事
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