◇名古屋ウィメンズマラソン2026(3月8日/愛知・バンテリンドーム ナゴヤ発着)
アジア大会代表選考会を兼ねたMGCシリーズG1の名古屋ウィメンズマラソンが行われ、シェイラ・チェプキルイ(ケニア)が2時間21分54秒で2連覇。佐藤早也伽(積水化学)が2時間21分56秒で日本人トップの2位に入った
大会を終え、日本陸連強化委員会の高岡寿成シニアディレクターが会見に登壇した。レースを振り返り、「出場メンバーから記録への期待というのが大きかったですが、前半から想定しているような展開ではなく、力のある選手が集団につけない状況になりました。それでも、風が強いなかで、佐藤選手は最後まで応えてくれました。レースは勝つことが重要ではありますが、最後まで佐藤選手が粘り強い走りで、これまでの経験が生きて、厳しいところがうまく乗り切れたのはさすがでした。高く評価できると思います」と称えた。
今大会で名古屋アジア大会の代表選考レース期間が終了。選考要項に則ると、MGCシリーズの25-26シリーズチャンピオンになる見込みの佐藤と、期間内最速タイム(2時間19分57秒/大阪国際女子)を出した矢田みくに(エディオン)が選考では優先される。
「男子と同様に女子も高いレベルで選考できるのはうれしい。もし2人に出場する意思があれば、タイプの違う2人」と期待を寄せた。
また、27年開催のロサンゼルス五輪選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を懸けたシリーズも1年が経過。女子は今大会で新たに6人が獲得して合計16人(うち細田あいは現役引退を表明)になった。
「今大会では2時間27分を切っても6番以内に入らないと取れないというレベルの高さがありました。女子の出場者数のターゲットは30人ですから約50%達成」と評価する。
28年ロス五輪、27年MGCと考えた時に、アジア大会の位置づけについて「強化としてはアジア大会にトップ選手が出て、メダルに取りたいと考えています。MGCが名古屋で同じ時期にやることもありますし、アジアのレベルも日本と同じくらい。次のステージに生かせる機会になると考えます」とした。
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