女子1500mと3000mの日本記録保持者で、12月の日本選手権5000mで優勝して東京五輪代表に内定している田中希実(豊田自動織機TC)が、来年1月に10000mに出場することがわかった。
毎年、1月に京都で行われていた全国都道府県対抗女子駅伝がコロナ禍により中止。その代替大会として、1月17日、たけびしスタジアム京都(西京極)でトラックレースとして開催される「京都 女子駅伝・中長距離競技会」のエントリーが終了。田中が10000mにエントリーしていることが大会事務局から発表されている。
田中は日本選手権クロカンの覇者として出場資格を得た昨年の日本選手権で初めて10000mに出場。32分25秒81をマークして6位に入っている。田中は今季1500mと5000mで日本選手権優勝。1500mで4分05秒27、3000mで8分41秒35の日本新を樹立し、東京五輪の参加標準記録を突破していた5000mで五輪代表に内定している。
また、チームメイトとの後藤夢が5000mにエントリー。10000mには筒井咲帆(ヤマダホールディングス)や岡本春美(三井住友海上)らも出場を予定している。大会には近畿圏に在住または在勤・在学の大学生、実業団や、近畿圏の中高生が出場。恒例の「少女ミニ駅伝」も行われる。
都道府県女子駅伝は都道府県対抗の「オールスター戦」で、中学生から実業団まで各カテゴリーの選手たちがタスキをつなぎ都大路を駆け抜ける1月の風物詩となっている大会。21年大会はコロナ禍により初の中止となった。

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.15
編集部コラム「私のインターハイ地区大会」
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.15
編集部コラム「私のインターハイ地区大会」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 広告の下にコンテンツが続きます 攻め(?)のアンダーハンドリレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃 […]
2025.06.15
NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会
第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会