◇第102回箱根駅伝(東京・大手町~神奈川・箱根町往復/10区間217.1km)
第102回箱根駅伝が行われ、青学大が3年連続9度目の総合優勝を成し遂げた。往路を4位で折り返した國學院大は、復路で5時間20分05秒(復路新)の2位。総合でも10時間40分07秒の大会新でチーム最高の2位となった。
1区・青木瑠郁(4年)が区間賞。5区では1年生の髙石樹が区間4位の力走など見せ場を作った。4位スタートした復路では7区の高山豪起(4年)が区間賞を獲得する走りで2位に順位を上げる。8区の飯國新太(2年)も区間2位、9区の野田顕臣(1年)も区間3位、最後は尾熊迅斗(2年)も区間4位で締めくくった。
1年生の野田は「想像以上にきつかったですが、最後まで楽しく走り切れました」と振り返りつつ、「区間賞を取れなかったのは自分の力不足。次はエースになるんだ、という気持ちを持って強くなりたい」と前を向いた。
類い稀なリーダーシップでチームを引っ張った主将の上原琉翔(4年)は2区区間12位。「自分のやるべきことはやりました。悔しいですが、自分の力は出し切ったので悔いはありません」と語り、「負けは負け。チームとしては最後まで頑張ってくれました。去年を超えるチームにはできたとお思いますが、前回の青学大さんの記録を超えても及ばなかった。来年は1位を取ってもらいたい」と思いは後輩たちに託した。
目頭を熱くした前田康弘監督は、高山の走りに「激アツでしたね。これまで一度も力を出し切れなかったので」と労う。
隣で泣く辻原輝(3年)に目をやり「こうして最高成績でも悔し涙を流してくれる選手がいるのは本気で目指してくれた証」とまた目を潤ませ、「昨年の平林(清澄、現・ロジスティード)、そして、今回の上原の思いを一緒に、後輩たちが走ってくれると思う」と語り、「1年で跳ねて優勝するのではなく、受け継がれていくもの」だと前田監督。悲願の総合優勝へ「一緒に戦っていきたい」と、また一歩踏みしめていた。
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