HOME 中学

2025.11.13

全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝
全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝

25年全中3000m優勝の出田隆之助

12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝への出場権を懸けた都道府県大会が佳境を迎えている。11月5日から10日までに、21都府県で代表校が決定した。

関東では5都県で代表が決定。埼玉男子は男衾が1区から主導権を握り、昨年度の全国王者・鶴ヶ島藤を抑えて3年ぶり3回目の優勝。タイムは56分33秒で、前回鶴ヶ島藤が記録した大会記録を37秒上回る好タイムだった。全国大会でも上位進出が期待される。女子は鶴ヶ島藤が初優勝を果たした。

広告の下にコンテンツが続きます

栃木男子では、2014年に全国優勝を経験している三島が2年ぶり8回目の出場権を獲得。東京大会は男子のKJR・L・足立十一、女子の松江五がいずれも逆転で優勝した。

石川は男女ともに金沢学院大附が2連覇。新潟も男子・小千谷、女子・十日町南の両校がそろって2年連続出場を決めた。愛知男子の福岡が3区・坂井俊太の9人抜きの快走で県大会を初制覇。岐阜男子は、第1・2回大会の全国代表だった下呂が31年ぶり3回目の全国出場を決めた。

これまで多くの全国優勝校を輩出してきた京都は男女ともに男山三が制覇。男子は39年ぶり、女子は36年ぶりの府大会優勝だが、全国大会は初めての出場となる。

福岡の男子は前回全国10位の中京が快勝。3区でトップに立つと、6区で全中3000m優勝者の出田隆之助が悠々と逃げ切り。昨年の全国3区区間7位の内藤伊吹との2本柱で、本番でも上位を目指す。長崎男子は郷ノ浦が諫早との接戦を制してトップ。離島の壱岐から初めての全中駅伝出場を決めた。熊本は前回男女ともに全国入賞の松橋が快勝。男子は9回目、女子は14回目の全国となった。

広告の下にコンテンツが続きます

中学駅伝の都道府県大会は14日から16日までに残る10県で開催。16日の三重、広島、愛媛、高知の4県をもって、全国出場チームが出そろう。

12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝への出場権を懸けた都道府県大会が佳境を迎えている。11月5日から10日までに、21都府県で代表校が決定した。 関東では5都県で代表が決定。埼玉男子は男衾が1区から主導権を握り、昨年度の全国王者・鶴ヶ島藤を抑えて3年ぶり3回目の優勝。タイムは56分33秒で、前回鶴ヶ島藤が記録した大会記録を37秒上回る好タイムだった。全国大会でも上位進出が期待される。女子は鶴ヶ島藤が初優勝を果たした。 栃木男子では、2014年に全国優勝を経験している三島が2年ぶり8回目の出場権を獲得。東京大会は男子のKJR・L・足立十一、女子の松江五がいずれも逆転で優勝した。 石川は男女ともに金沢学院大附が2連覇。新潟も男子・小千谷、女子・十日町南の両校がそろって2年連続出場を決めた。愛知男子の福岡が3区・坂井俊太の9人抜きの快走で県大会を初制覇。岐阜男子は、第1・2回大会の全国代表だった下呂が31年ぶり3回目の全国出場を決めた。 これまで多くの全国優勝校を輩出してきた京都は男女ともに男山三が制覇。男子は39年ぶり、女子は36年ぶりの府大会優勝だが、全国大会は初めての出場となる。 福岡の男子は前回全国10位の中京が快勝。3区でトップに立つと、6区で全中3000m優勝者の出田隆之助が悠々と逃げ切り。昨年の全国3区区間7位の内藤伊吹との2本柱で、本番でも上位を目指す。長崎男子は郷ノ浦が諫早との接戦を制してトップ。離島の壱岐から初めての全中駅伝出場を決めた。熊本は前回男女ともに全国入賞の松橋が快勝。男子は9回目、女子は14回目の全国となった。 中学駅伝の都道府県大会は14日から16日までに残る10県で開催。16日の三重、広島、愛媛、高知の4県をもって、全国出場チームが出そろう。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.28

2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施

愛知陸協は、26年2月21日に名古屋市で第15回愛知競歩競技会を行うと発表した。 愛知競歩競技会は、これまでパロマ瑞穂北陸上競技場や知多運動公園陸上競技場(Bフードサイエンス1969知多スタジアム)などトラックで実施され […]

NEWS 箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」

2025.12.28

箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 トップ選手が集まる駒大で代名詞が 駒大・伊藤蒼唯(4年)の代名詞は「 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」

2025.12.28

箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「花の2区」で2度の爆走 箱根駅伝で、黒田朝日(4年)は、「花の2区 […]

NEWS トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝

2025.12.28

トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(1月1日/群馬県庁前発着・7区間100km) 第70回の節目を迎える全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝inぐんま)は2026年1月1日、群馬県前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100 […]

NEWS ミュンヘン五輪ハンマー投金メダルのボンダルチュク氏が死去 引退後はセディフ、カツバーグらを指導

2025.12.28

ミュンヘン五輪ハンマー投金メダルのボンダルチュク氏が死去 引退後はセディフ、カツバーグらを指導

男子ハンマー投のA.ボンダルチュク氏(ソ連/ウクライナ)が亡くなった。85歳だった。 ボンダルチュク氏は1972年のミュンヘン五輪の金メダリスト。1969年に当時の世界記録75m48を投げ、史上初めて75m台を記録した選 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top