HOME 高校

2025.11.03

浜松市立が2区以降独走し3年連続優勝 男子は中盤で逆転した浜松日体が3連覇/静岡県高校駅伝
浜松市立が2区以降独走し3年連続優勝 男子は中盤で逆転した浜松日体が3連覇/静岡県高校駅伝

浜松市立・河合柚奈(25年U20日本選手権)

全国高校駅伝の出場権を懸けた静岡県高校駅伝が11月2日、袋井市の小笠山総合運動公園内周回コースにて行われた。女子(5区間21.0975Km)は浜松市立が1時間12分18秒で3年連続4回目の頂点に立った。男子(7区間42.195Km)は浜松日体が2時間10分43秒で3年連続11回目の優勝を遂げた。

浜松市立は2区の太田美香(1年)は、トップと22秒差の2位でタスキを受けると、逆転に成功。後続を40秒離す走りで区間賞を獲得。続く3区の河合柚奈(2年)はU20日本選手権3000m8位の走力を見せ、4区・大谷恵以(1年)、5区・鳥居夕里佳(3年)もリードを拡大。4連続区間賞で、2位に2分53秒差をつけ、3年連続4回目の都大路出場を決めた。

2位は1区4位スタートから順位を上げた浜松工が1時間15分11秒で2位。3位は1時間15分19秒で日大三島。1区(6km)の古川真子(2年)が19分56で1位中継した。

広告の下にコンテンツが続きます

浜松日体はトップから34秒差の5位スタートだったが、2区の松下翔(1年)が1つ上げて流れを引き寄せる。3区は昨年の福井全中で3000m7位のルーキー・柘植源太が区間賞を獲得し、32秒差を16秒差まで詰めた。さらに、4区の佐藤瑞城(3年)も区間賞を奪う快走で、逆転に成功。45秒のリードを築いた。

5区の藤田晴亮(1年)と6区の石田悠翔(3年)も区間賞でリードを拡大。アンカーの小川志生(3年)が悠々とトップでフィニッシュ。3年連続11回目の全国行きを決めた。獲得した区間賞は3区から6区の4つ。中盤の安定した走りで勝利をたぐり寄せた。

2位は2時間12分39秒で藤枝明誠。2区の梁瀬伊織(3年)と7区の髙橋柊音(2年)が区間賞に輝いた。3位は2時間13分12秒で浜松工が入っている。

全国大会は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。昨年に続いて、男女ともに都道府県代表に加え、地区代表が出場する。

全国高校駅伝の出場権を懸けた静岡県高校駅伝が11月2日、袋井市の小笠山総合運動公園内周回コースにて行われた。女子(5区間21.0975Km)は浜松市立が1時間12分18秒で3年連続4回目の頂点に立った。男子(7区間42.195Km)は浜松日体が2時間10分43秒で3年連続11回目の優勝を遂げた。 浜松市立は2区の太田美香(1年)は、トップと22秒差の2位でタスキを受けると、逆転に成功。後続を40秒離す走りで区間賞を獲得。続く3区の河合柚奈(2年)はU20日本選手権3000m8位の走力を見せ、4区・大谷恵以(1年)、5区・鳥居夕里佳(3年)もリードを拡大。4連続区間賞で、2位に2分53秒差をつけ、3年連続4回目の都大路出場を決めた。 2位は1区4位スタートから順位を上げた浜松工が1時間15分11秒で2位。3位は1時間15分19秒で日大三島。1区(6km)の古川真子(2年)が19分56で1位中継した。 浜松日体はトップから34秒差の5位スタートだったが、2区の松下翔(1年)が1つ上げて流れを引き寄せる。3区は昨年の福井全中で3000m7位のルーキー・柘植源太が区間賞を獲得し、32秒差を16秒差まで詰めた。さらに、4区の佐藤瑞城(3年)も区間賞を奪う快走で、逆転に成功。45秒のリードを築いた。 5区の藤田晴亮(1年)と6区の石田悠翔(3年)も区間賞でリードを拡大。アンカーの小川志生(3年)が悠々とトップでフィニッシュ。3年連続11回目の全国行きを決めた。獲得した区間賞は3区から6区の4つ。中盤の安定した走りで勝利をたぐり寄せた。 2位は2時間12分39秒で藤枝明誠。2区の梁瀬伊織(3年)と7区の髙橋柊音(2年)が区間賞に輝いた。3位は2時間13分12秒で浜松工が入っている。 全国大会は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。昨年に続いて、男女ともに都道府県代表に加え、地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.19

予選会と5000m平均はともに仙台育英トップ 2番手は学法石川 鳥取城北は安定感/全国高校駅伝・データ編男子

男子第76回全国高校駅伝(12月21日/京都・7区間42.195km)に出場する58校を都道府県大会と地区大会で出されたタイムと、5000mのチーム内上位7人の平均タイム(12月上旬判明分)でランキング化した。 男子レー […]

NEWS トラックと予選会のトップは仙台育英 前回覇者・長野東や薫英女学院も上位/全国高校駅伝・データ編女子

2025.12.19

トラックと予選会のトップは仙台育英 前回覇者・長野東や薫英女学院も上位/全国高校駅伝・データ編女子

女子第37回全国高校駅伝(12月21日・京都/5区間21.0975km)に出場する58校を都道府県大会と地区大会で出されたタイムと、3000mのチーム内上位5人の平均タイム(12月上旬判明分)をランキング化した。 女子レ […]

NEWS 仙台育英6年ぶりVへ充実 鳥取城北初栄冠なるか 学法石川、佐久長聖などが追う構図/全国高校駅伝展望・男子

2025.12.19

仙台育英6年ぶりVへ充実 鳥取城北初栄冠なるか 学法石川、佐久長聖などが追う構図/全国高校駅伝展望・男子

全国高校駅伝は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)発着で行われる。前回に続き、都道府県代表47校と地区代表11校を合わせた58校がタスキをつなぐ。ここでは、7区間42.195kmで争う男子76 […]

NEWS 長野東2連覇なるか 予選会トップの仙台育英、薫英女学院を含めた3校による優勝争い/全国高校駅伝展望・女子

2025.12.19

長野東2連覇なるか 予選会トップの仙台育英、薫英女学院を含めた3校による優勝争い/全国高校駅伝展望・女子

全国高校駅伝は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)発着で行われる。前回に続き都道府県代表47校と地区代表11校を合わせた58校が競う。ここでは、5区間21.0975kmでタスキをつなぐ女子第3 […]

NEWS 中島ひとみとノア・ライルズが羽子板に 陸上界から3年連続で“今年の顔”

2025.12.19

中島ひとみとノア・ライルズが羽子板に 陸上界から3年連続で“今年の顔”

雛人形などを扱う人形専門店の「久月」が、その年に明るい話題を提供した人を描く「変わり羽子板」をお披露目し、東京世界選手権で活躍した中島ひとみ(長谷川体育施設)とノア・ライルズ(米国)をあしらった羽子板が登場している。 羽 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top