2025.10.25
◇第62回全日本競歩高畠大会(10月26日/山形・高畠)
来年の名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会を翌日に控えた10月25日、マラソン競歩に出場する勝木隼人(自衛隊体育学校)と髙橋和生(ADワークスグループ)、ハーフマラソン競歩に出場する吉川絢斗(サンベルクス)が会見で意気込みなどを語った。
東京世界選手権男子20km競歩で7位入賞を果たした吉川は「新しい種目の一発目ということで、どうレースが進んでいくのか、どの辺りが勝負どころになるのかを今後のためにも見極められるようにしたいです。収穫のあるレースにしたいです」と抱負を語った。
世界選手権では初出場ながら入賞と健闘。大会後は「前半のほうは疲労抜きと気持ちの切り替えに注力しました」と話すも、「疲労を抜くところに時間がかかって万全とは言えないかもしれません」と現状を明かす。
28年ロサンゼルス五輪の採用種目でもあり、「フルをメインでやられている方もハーフに注力してきた、より熾烈な争いになると思います」と自覚。それだけに、「この試合でま上位記録を出して、プレッシャーを与えていきたいです」と力を込める。
ハーフは今大会はアジア大会の選考には位置づけられていないが、枠は2と狭い。「まずは代表を勝ち取るところを目標にしたいです。アジア大会でも一番上を目指して頑張っていきたいです」と決意を新たにしていた。
マラソン競歩に出場する髙橋は「2度50kmに出場したことがあります。6、7月はスピードを高めて、8月に距離を踏んで準備をしてきました。サブスリーを目安に明日のレースを進めていきたいです」と意気込みを語った。
自国開催の世界選手権に出場できなかった悔しさがあるだけに、アジア大会への思いは強い。「(世界選手権は)歩いているみなさんがうらやましいと思いました。競歩の盛り上がりにつながるチャンスなので、そこに自分も加われるようにしたいです」と話していた。
レースは8時にマラソン競歩、男子ハーフが10時40分、女子ハーフが11時にスタート。高校男子10km、高校女子5kmも併催される。レースの様子はライブ配信される。
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