◇日本選手権・長距離(12月4日/大阪・ヤンマースタジアム長居)
東京五輪の選考会を兼ねた日本選手権・長距離が大阪・ヤンマースタジアム長居で行われ、男子5000mは坂東悠汰(富士通)が13分18秒49の自己新、日本歴代7位の好記録で制した。
五輪参加標準記録13分13秒00を目指したレース。オープン参加の外国人選手たちをペースメーカーに使い、松枝博輝(富士通)や坂東がつき、1000mは2分41秒で通過した。そこに吉居大和(中大)、川瀬翔矢(皇學館大)と2人の大学生も追いかける。
一時は吉居が日本人トップに立ったが、残り3周を切って「余裕があった」という坂東らが外国人に食らいついた。それでも「思ったよりペースが上がらず、迷いもあって前に出られなかった」と展開を悔やむ。
13分13秒には届かなかったが、「その力はついていると思う」と坂東。来季はきっちりタイムを切って五輪をつかみ取るつもりだ。
■男子5000m
坂東 悠汰(富士通)13.18.49
松枝 博輝(富士通)13.24.78
吉居 大和(中大)13.25.87
川瀬 翔矢(皇學館大)13.28.70
松村陣之助(コモディイイダ)13.34.53
森田 佳祐(小森コーポレーション)13.34.57
梶原 有高(ひらまつ病院)13.35.24
的野 遼大(三菱重工)13.35.63

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