HOME 国内

2025.10.08

マラソン日本記録保持者・鈴木健吾が富士通を退部「マラソンランナーとして新たなステージに挑戦」
マラソン日本記録保持者・鈴木健吾が富士通を退部「マラソンランナーとして新たなステージに挑戦」

25年大阪マラソンに出場した鈴木健吾

富士通陸上競技部は10月8日、長距離ブロックの鈴木健吾がこの日を持って退部・退社することを発表した。

男子マラソンで2時間4分56秒の日本記録を持つ鈴木は、1995年生まれの30歳。愛媛・宇和島東高から神奈川大に進み、大学3年時の箱根駅伝2区で区間賞に輝き、一躍脚光を浴びた。

広告の下にコンテンツが続きます

学生時代からマラソンに挑戦し、富士通で大躍進。2021年3月のびわ湖毎日マラソンで現在も残る日本記録を樹立すると、翌年3月の東京でもパフォーマンス日本歴代2位の2時間5分28秒を出して22年オレゴン世界選手権代表に選出された。

だが、世界選手権は体調不良の影響で欠場となり、その後は度重なるケガなどで苦しい走りが続く。その中でも25年2月の大阪で2時間06分18秒をマークするなど復活と、21年東京、24年パリと逃した五輪出場への過程を歩み続けている。

9月のベルリン(19位)が富士通でのラストランとなり、「マラソンランナーとして新たなステージに挑戦し、自分らしい走りを追求」するべく今回の決断に至った。

鈴木は同部のホームページに「多くの葛藤や迷いがありましたが、自分自身と向き合い、自問自答を重ねた末に、新たな道へ進む決断をいたしました」とコメントし、「歴史と伝統ある富士通のユニフォームを身にまとい、競技に打ち込むことができたことは、私の競技人生において大きな誇りです。心より感謝申し上げます」と7年半所属したチーム、会社への思いを綴った。

富士通陸上競技部は10月8日、長距離ブロックの鈴木健吾がこの日を持って退部・退社することを発表した。 男子マラソンで2時間4分56秒の日本記録を持つ鈴木は、1995年生まれの30歳。愛媛・宇和島東高から神奈川大に進み、大学3年時の箱根駅伝2区で区間賞に輝き、一躍脚光を浴びた。 学生時代からマラソンに挑戦し、富士通で大躍進。2021年3月のびわ湖毎日マラソンで現在も残る日本記録を樹立すると、翌年3月の東京でもパフォーマンス日本歴代2位の2時間5分28秒を出して22年オレゴン世界選手権代表に選出された。 だが、世界選手権は体調不良の影響で欠場となり、その後は度重なるケガなどで苦しい走りが続く。その中でも25年2月の大阪で2時間06分18秒をマークするなど復活と、21年東京、24年パリと逃した五輪出場への過程を歩み続けている。 9月のベルリン(19位)が富士通でのラストランとなり、「マラソンランナーとして新たなステージに挑戦し、自分らしい走りを追求」するべく今回の決断に至った。 鈴木は同部のホームページに「多くの葛藤や迷いがありましたが、自分自身と向き合い、自問自答を重ねた末に、新たな道へ進む決断をいたしました」とコメントし、「歴史と伝統ある富士通のユニフォームを身にまとい、競技に打ち込むことができたことは、私の競技人生において大きな誇りです。心より感謝申し上げます」と7年半所属したチーム、会社への思いを綴った。

「自分らしい走りを追求したい」鈴木健吾のコメント全文をチェック!

この度、7年半にわたりお世話になりました富士通陸上競技部を退部し、併せて富士通を退社することとなりました。多くの葛藤や迷いがありましたが、自分自身と向き合い、自問自答を重ねた末に、新たな道へ進む決断をいたしました。 歴史と伝統ある富士通のユニフォームを身にまとい、競技に打ち込むことができたことは、私の競技人生において大きな誇りです。心より感謝申し上げます。 また、ここまで競技を続けてこられたのは、応援してくださったファンの皆さま、共に歩んできた仲間、そして温かく支えてくださった富士通の皆さまのお力添えのおかげです。この場を借りて、改めて深く御礼申し上げます。 今後は、マラソンランナーとして新たなステージに挑戦し、自分らしい走りを追求してまいります。

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.02.23

棒高跳世界記録保持者・デュプランティスが今季初戦で6m06

2月22日、フランスで世界陸連(WA)室内ツアー・シルバーのオールスターパーチが開催され、男子棒高跳では世界記録保持者のA.デュプランティス(スウェーデン)が6m06で優勝した。 デュプランティスは昨年6m30の世界記録 […]

NEWS 自己新の平林清澄「いろいろな経験を積み重ねていきたい」 秋のベルリンで記録に挑戦/大阪マラソン

2026.02.23

自己新の平林清澄「いろいろな経験を積み重ねていきたい」 秋のベルリンで記録に挑戦/大阪マラソン

◇大阪マラソン2026(2月22日/大阪・大阪府庁前スタート、大阪城公園フィニッシュ) MGCシリーズ2025-26男子G1の大阪マラソンが行われ、イブラヒム・ハッサン(ジブチ)が2時間5分20秒の大会新記録で優勝。自ら […]

NEWS 初マラソンの吉田響が果敢なレース 34位フィニッシュも「自 分にとっては最高の大阪マラソン」/大阪マラソン

2026.02.23

初マラソンの吉田響が果敢なレース 34位フィニッシュも「自 分にとっては最高の大阪マラソン」/大阪マラソン

◇大阪マラソン2026(2月22日/大阪・大阪府庁前スタート、大阪城公園フィニッシュ) MGCシリーズ2025-26男子G1の大阪マラソンが行われ、イブラヒム・ハッサン(ジブチ)が2時間5分20秒の大会新記録で優勝を飾っ […]

NEWS 平林清澄が自己新で日本人トップ ロス五輪MGC新たに男子5人女子1人獲得/大阪マラソン

2026.02.23

平林清澄が自己新で日本人トップ ロス五輪MGC新たに男子5人女子1人獲得/大阪マラソン

◇大阪マラソン2026(2月22日/大阪・大阪府庁前スタート、大阪城公園フィニッシュ) MGCシリーズ2025-26男子G1の大阪マラソンが行われ、イブラヒム・ハッサン(ジブチ)が2時間5分20秒の大会新で優勝した。 広 […]

NEWS 400mH元ドイツチャンピオンがボブスレーで五輪2冠! 陸上経験者が多数活躍

2026.02.22

400mH元ドイツチャンピオンがボブスレーで五輪2冠! 陸上経験者が多数活躍

2月6日に開幕したミラノ・コルティナ冬季オリンピックは、19日間の日程を終え、22日(日本時間23日)に閉会式を迎える。 今大会のボブスレーでは、男子が2人乗りと4人乗り、女子が1人乗りと2人乗りの計4種目が実施され、多 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年3月号 (2月14日発売)

2026年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
大阪国際女子マラソン
矢田みくにインタビュー
追跡箱根駅伝

page top