HOME 海外

2020.12.03

五輪金メダリスト相次ぎ逝去 60年五輪・十種ジョンソン氏、76年五輪・走幅跳ロビンソン氏

オリンピックの金メダリストの訃報が続いている。1960年ローマ五輪の十種競技を制したレイファー・ジョンソン氏(米国)が12月2日に自宅で亡くなった。86歳だった。ジョンソン氏は56年メルボルン五輪銀メダル、60年金と2大会でメダルを獲得。引退後は俳優やキャスターとしても活躍した。84年ロス五輪では聖火リレーの最終走者も務めている。

また、12月1日には1976年モントリオール五輪の男子走幅跳で優勝したアーニー・ロビンソン氏(米国)も死去。72歳だった。同大会では8m35をマーク。その前の72年ミュンヘン五輪でも銅メダルを獲得している。同日にはソ連の女子スプリンター、マリヤ・イトキナが88歳で亡くなった。女子400mが五輪など国際大会で正式種目となる前に400mを中心にロングスプリントで活躍。欧州選手権などタイトルを総なめにし、世界記録は複数種目をまたいで9回更新している。64年東京五輪から400mが正式種目に加わり、当時32歳で全盛期は過ぎてしまったイトキナだったが5位入賞。引退後はベラルーシなどで指導者として後進の指導に当たり、2000年にはIOCから表彰されている。

オリンピックの金メダリストの訃報が続いている。1960年ローマ五輪の十種競技を制したレイファー・ジョンソン氏(米国)が12月2日に自宅で亡くなった。86歳だった。ジョンソン氏は56年メルボルン五輪銀メダル、60年金と2大会でメダルを獲得。引退後は俳優やキャスターとしても活躍した。84年ロス五輪では聖火リレーの最終走者も務めている。 また、12月1日には1976年モントリオール五輪の男子走幅跳で優勝したアーニー・ロビンソン氏(米国)も死去。72歳だった。同大会では8m35をマーク。その前の72年ミュンヘン五輪でも銅メダルを獲得している。同日にはソ連の女子スプリンター、マリヤ・イトキナが88歳で亡くなった。女子400mが五輪など国際大会で正式種目となる前に400mを中心にロングスプリントで活躍。欧州選手権などタイトルを総なめにし、世界記録は複数種目をまたいで9回更新している。64年東京五輪から400mが正式種目に加わり、当時32歳で全盛期は過ぎてしまったイトキナだったが5位入賞。引退後はベラルーシなどで指導者として後進の指導に当たり、2000年にはIOCから表彰されている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.26

【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

学生長距離Close-upインタビュー 中村 晃斗 Nakamura Akito 志學館大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。54回目は、志 […]

NEWS 熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

2025.11.26

熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]

NEWS 世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

2025.11.26

世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

日本陸連は11月26日、第46回世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日/米国・タラハシー)の男女U20日本代表代表選考会(11月30日/京都)の確定エントリーリストを発表した。 男子は当初エントリーしていた24 […]

NEWS パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

2025.11.26

パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

男子短距離のQ.ウィルソン(米国)がメリーランド大へ入学することが発表された。 ウィルソンは2008年生まれの17歳。23年ごろから400mで頭角を現し、同年の米国室内選手権で優勝するなど注目を浴びた。今年6月には400 […]

NEWS 男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2025.11.26

男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2016年リオ五輪の男子3000m障害で銀メダルに輝いたE.ジャガー(米国)が引退を表明した。 ジャガーは35歳。ジュニア時代には中長距離でU20世界選手権1500m7位などの成績を収め、シニアでは3000m障害で世界的 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top