HOME 国内、大学

2025.10.01

400m世界室内代表の吉川崚がJALに内定 「人としても高みを目指していきます」
400m世界室内代表の吉川崚がJALに内定 「人としても高みを目指していきます」

吉川崚(25年日本学生個人選手権)

10月1日、JALは来春に入社するトップアスリートを発表し、男子400mの吉川崚(筑波大院)の入社内定を明らかにした。

吉川は千葉県出身。中学時代は長距離もやっていたが、千葉東高ではスプリントに注力。U18日本選手権で優勝したほか、インターハイでも2位と活躍した。筑波大でも日本インカレや日本選手権の4×400mリレーで日本一に輝き、23年、24年は個人でも日本選手権に出場している。

広告の下にコンテンツが続きます

昨年9月のアスレチックスチャレンジカップでは、自身初の45秒台となる45秒91をマーク。今年3月には中国・南京で行われた世界室内選手権に出場し、5月の静岡国際では45秒88の自己記録を更新して6位に入った。

JALには、パリ五輪女子やり投金メダルの北口榛花をはじめ、東京世界選手権男子110mハードル5位の村竹ラシッド、男子短距離の鵜澤飛羽など、日本代表として活躍するトップ選手が多数所属している。

吉川はチームのホームページを通じて「幼い頃から憧れていたJALで働けることを、心より嬉しく感じています。競技生活の中で苦しい時も、空を翔けるJALの飛行機を見て勇気をもらい、前へ進む力に変えてきました。今度は私自身がそのような存在となれるよう、挑戦を続けてまいります。まだまだ精進すべき身ではありますが、競技力の向上に努めるとともに、人としても高みを目指していきます」と意気込みを語った。

10月1日、JALは来春に入社するトップアスリートを発表し、男子400mの吉川崚(筑波大院)の入社内定を明らかにした。 吉川は千葉県出身。中学時代は長距離もやっていたが、千葉東高ではスプリントに注力。U18日本選手権で優勝したほか、インターハイでも2位と活躍した。筑波大でも日本インカレや日本選手権の4×400mリレーで日本一に輝き、23年、24年は個人でも日本選手権に出場している。 昨年9月のアスレチックスチャレンジカップでは、自身初の45秒台となる45秒91をマーク。今年3月には中国・南京で行われた世界室内選手権に出場し、5月の静岡国際では45秒88の自己記録を更新して6位に入った。 JALには、パリ五輪女子やり投金メダルの北口榛花をはじめ、東京世界選手権男子110mハードル5位の村竹ラシッド、男子短距離の鵜澤飛羽など、日本代表として活躍するトップ選手が多数所属している。 吉川はチームのホームページを通じて「幼い頃から憧れていたJALで働けることを、心より嬉しく感じています。競技生活の中で苦しい時も、空を翔けるJALの飛行機を見て勇気をもらい、前へ進む力に変えてきました。今度は私自身がそのような存在となれるよう、挑戦を続けてまいります。まだまだ精進すべき身ではありますが、競技力の向上に努めるとともに、人としても高みを目指していきます」と意気込みを語った。

【写真】JALに内定した吉川崚をチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」 年の瀬が迫り、その先には箱根駅伝が待 […]

NEWS 今季の最終決戦を制するのは青学大、駒大、國學院大、中大、早大!? 創価大、帝京大などの5強崩しなるか/箱根駅伝

2025.12.30

今季の最終決戦を制するのは青学大、駒大、國學院大、中大、早大!? 創価大、帝京大などの5強崩しなるか/箱根駅伝

第102回箱根駅伝は2026年1月2日に往路、3日に復路の全10区間217.1kmで行われる。 前回大会でシード権を獲得した10校と、予選会を突破した10校とオープン参加の関東学生連合チームを合わせた21チームが出場。今 […]

NEWS SUBARU・三浦龍司「ワクワクしてもらえるようなレースに」 GMO・吉田祐也「優勝を目指して」ロジスティード・平林清澄「自分の走りでチームに貢献」 各選手が意気込み/ニューイヤー駅伝

2025.12.30

SUBARU・三浦龍司「ワクワクしてもらえるようなレースに」 GMO・吉田祐也「優勝を目指して」ロジスティード・平林清澄「自分の走りでチームに貢献」 各選手が意気込み/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) 第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の記者会見が12月30日、スタート・フィニッシュ地点となる群馬県庁で行われた。 […]

NEWS 名城大が4位 主将・米澤「みんなのお陰でやりきれた」連覇狙った立命大は5位/富士山女子駅伝

2025.12.30

名城大が4位 主将・米澤「みんなのお陰でやりきれた」連覇狙った立命大は5位/富士山女子駅伝

◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ城西大が2時間22分36秒で初優勝を飾った。城西 […]

NEWS 2年ぶりV奪還へトヨタ自動車・鈴木芽吹「レース全体で自分の力を発揮」 2週間前に痛みも/ニューイヤー駅伝

2025.12.30

2年ぶりV奪還へトヨタ自動車・鈴木芽吹「レース全体で自分の力を発揮」 2週間前に痛みも/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) 元日に開催される全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の記者会見が12月30日、スタート・フィニッシュ地点となる群馬県庁で行 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top