2025.09.26

ブダペスト世界選手権男子5000m銀メダリストのM.カティル(スペイン)について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は上告を退けたと、世界陸連の独立不正監査機関であるアスリート・インテグリティー・ユニット(AIU)が発表した。
カティルは22年オレゴン世界選手権で1500m銀メダルを獲得し、23年にはショートトラック3000mで欧州記録を樹立した。
当初は昨年2月から居場所情報関連義務違反により2年間の資格停止処分を科されていたが、同年12月に「改ざん」による不正行為が判明し、処分期間が4年間へと延長されていた。カティルはこの「改ざん」に対してCASに異議を申し立てたものの、認められなかった。
また、AIUは不正の悪質性を指摘し、5年間の資格停止処分および2023年3月9日以降の成績取消をCASに求めていたが、これについては棄却された。最終的にCASの判断に基づき、カティルは2028年2月6日までの資格停止処分を受けることが確定した。
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