◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)8日目
東京世界陸上8日目のモーニングセッションが行われ、男子20km競歩に出場した山西利和(愛知製鋼)は1時間22分39秒の28位でフィニッシュした。
2月の日本選手権で1時間6分10秒の世界新記録を樹立し、その後の世界陸上競歩ツアーで3連勝するなど優勝候補筆頭として臨んだ山西。2大会ぶり金メダルに向け、序盤からレースの中心となった。
5kmは20分17秒、10kmは44分01秒で通過。ここの時点で先頭集団は10人程度に絞られ、ここから激しい優勝争いが繰り広げられた。その中で、15km過ぎに山西が仕掛け、リードを奪う。このまま王座奪還に突き進むかと思われたが、ここで3枚目のロスオブコンタクトの警告を取られ、16kmでペナルティーゾーン入り。2分の待機となって万事休す。大きく後退したものの、レースに復帰してからはフィニッシュまで力強く歩き切った。
19年ドーハ、22年ブダペストと世界陸上を2連覇。21年東京五輪は銅メダルなど、この種目の第一人者として君臨してきた。前回は24位にとどまり、パリ五輪の代表入りも逃したが、厚底シューズへの対応を含めて立て直し、世界記録保持者に。その力を東京で示すはずだったが、まさかの展開に天を仰いだ。
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