HOME 国内、世界陸上、日本代表
やり投・長沼元は74m70で予選36位にとどまる 最終調整で腰に痛み「力んでしまった」/東京世界陸上
やり投・長沼元は74m70で予選36位にとどまる 最終調整で腰に痛み「力んでしまった」/東京世界陸上

東京世界陸上男子やり投で予選を通過できなかった長沼元

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目

東京世界陸上5日目のイブニングセッションが行われ、男子やり投予選B組に出場した長沼元(スズキ)は74m70で組17位、全体36位で決勝進出はならなかった。

今季は自己ベストの80m58を投げ、80mに迫る記録で安定していた長沼だったが、初の世界大会は苦い結果となった。

広告の下にコンテンツが続きます

1投目がこの日最高となる74m70。2投目はファウルに終わると、3投目は72m43にとどまる。「良い最終調整はできていましたが、練習の段階で腰に痛みが出てしまった」と明かし、「3投で身体が壊れてもいいと思って投げましたが、力んでしまいました」と肩を落とした。

8月のアジア投てき選手で日本人最上位となったことからワールドランキングの順位が浮上し、「ギリギリで出場が決まった」。それでも、「1年間目標で、夢、あこがれだったので、観客も集まってすごくうれしかったです。良い経験になりました」と素直に語る。

今回は出場した3人とも予選落ちとなったが、7月の日本選手権では﨑山雄太(愛媛競技力本部)が日本歴代2位の記録をマークするなど、「やり投界はすごくレベルが上がっています」。出られなかったライバルたちのためにも、「投げようと思っていたので、悔しいです。今度はもっと実力をつけていきたい」と、さらなる成長を期していた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションが行われ、男子やり投予選B組に出場した長沼元(スズキ)は74m70で組17位、全体36位で決勝進出はならなかった。 今季は自己ベストの80m58を投げ、80mに迫る記録で安定していた長沼だったが、初の世界大会は苦い結果となった。 1投目がこの日最高となる74m70。2投目はファウルに終わると、3投目は72m43にとどまる。「良い最終調整はできていましたが、練習の段階で腰に痛みが出てしまった」と明かし、「3投で身体が壊れてもいいと思って投げましたが、力んでしまいました」と肩を落とした。 8月のアジア投てき選手で日本人最上位となったことからワールドランキングの順位が浮上し、「ギリギリで出場が決まった」。それでも、「1年間目標で、夢、あこがれだったので、観客も集まってすごくうれしかったです。良い経験になりました」と素直に語る。 今回は出場した3人とも予選落ちとなったが、7月の日本選手権では﨑山雄太(愛媛競技力本部)が日本歴代2位の記録をマークするなど、「やり投界はすごくレベルが上がっています」。出られなかったライバルたちのためにも、「投げようと思っていたので、悔しいです。今度はもっと実力をつけていきたい」と、さらなる成長を期していた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.17

やり投・長沼元は74m70で予選36位にとどまる 最終調整で腰に痛み「力んでしまった」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションが行われ、男子やり投予選B組に出場した長沼元(スズキ)は74m70で組17位、全体36位で決勝進出はならなかった。 今季は自 […]

NEWS 鵜澤飛羽は1組5レーン ベドナレク、オガンドらパリ五輪入賞者と同組 200m準決勝スタートリスト発表/東京世界陸上

2025.09.17

鵜澤飛羽は1組5レーン ベドナレク、オガンドらパリ五輪入賞者と同組 200m準決勝スタートリスト発表/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 東京世界陸上6日目のイブニングセッションで行われる男子200m準決勝のスタートリストが発表され、予選6組を20秒39(±0)の3着で通過した鵜澤飛羽(JAL)は1組5レー […]

NEWS 200m・飯塚翔太は20秒64で予選組6着 地元開催に「この雰囲気で準決勝に立てていたら」/東京世界陸上

2025.09.17

200m・飯塚翔太は20秒64で予選組6着 地元開催に「この雰囲気で準決勝に立てていたら」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界選手権5日目のイブニングセッションが行われ、男子200m予選1組に出場した飯塚翔太(ミズノ)は20秒64(-0.2)で6着となり、準決勝進出はならなかった。 […]

NEWS 棒高跳ムーンが4m90でイシンバイェワ超えの3連覇!モリスとの白熱の米国対決制す/東京世界陸上

2025.09.17

棒高跳ムーンが4m90でイシンバイェワ超えの3連覇!モリスとの白熱の米国対決制す/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションが行われ、女子棒高跳はケイティ・ムーン(米国)が4m90で史上初の3連覇を達成した。 白熱の好勝負となった。その主役となった […]

NEWS 200m・水久保漱至は今季ベスト20秒51も予選敗退 「根本的な力が足りないと肌で感じた」/東京世界陸上

2025.09.17

200m・水久保漱至は今季ベスト20秒51も予選敗退 「根本的な力が足りないと肌で感じた」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションが行われ、男子200m予選3組に出場した水久保漱至(宮崎県スポ協)は20秒51(-0.3)の7着で、準決勝進出はならなかった […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top