2025.08.02
◇2025全米選手権(7/31~8/3、ユージン)2日目
全米選手権の2日目が8月1日に行われ、男子100mではK.ベドナレクが9秒79の自己新(+1.8)で制覇。26歳のベドナレクは200mで五輪2大会(21年東京、24年パリ)連続で銀メダルを獲得しており、3日に行われる200mにもエントリーしている。2位は9秒82でC.リンゼイ。3位は9秒83でM.タマラスが入った。リンゼイとタマラスも自己ベストを更新。タマラスは公認では初の9秒台をマークした。
なお、この種目で昨年のパリ五輪金メダリストであるN.ライルズは予選を通過したものの、準決勝は「200mに集中するため」棄権した。ただ、100mで前回の世界選手権(23年ブダペスト大会)を制しており、ワイルドカードとして東京世界選手権の出場資格を持っている。
女子100mではパリ五輪銅メダルのM.ジェファーソンが今季世界最高の10秒65(+0.4)で優勝した。ジェファーソンは現在24歳。今季100mでは負けなしで、これまでの自己記録を0.08秒短縮して2022年以来の全米制覇を果たした。
女子七種競技はブダペスト世界選手権銀メダルのA.ホールが6899点で快勝。女子走高跳はV.カニングハムが1m97で7度目の全米制覇し、5大会連続での世界選手権へ向かう。
女子400m予選では、400mハードルの世界記録保持者S.マクローリン・レヴロンが49秒59の全体トップで通過した。
一方で女子800mでは東京五輪・22年オレゴン世界選手権金メダル、23年ブダペスト世界選手権銅メダルのA.ムーが準決勝で敗退している。女子100mではS.リチャードソンが準決勝を棄権したが、この種目ではブダペスト世界選手権金メダルを獲得。ワイルドカードとして東京世界選手権への出場資格がある。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.17
U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に
-
2025.12.17
-
2025.12.17
-
2025.12.16
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2025.12.14
中学駅伝日本一決定戦がいよいよ開催 女子11時10分、男子12時15分スタート/全中駅伝
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.17
世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も
日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]
2025.12.17
U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に
日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]
2025.12.17
26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考
日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]
2025.12.17
今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任
全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳