HOME 編集部コラム

2025.08.01

編集部コラム「夏の思い出」

攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム??
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!

第298回「夏の思い出」(向永)

みなさんの夏の思い出はなんですか?

広告の下にコンテンツが続きます

学生の頃、同級生たちと毎週末のようにサッカーして、合コンして、男だけでカラオケに行って。同級生の間で流行っていたのが、タイトルにあるケツメイシの『夏の思い出』。僕は当時、あまり聴いていなかったけど、友達が歌うから覚えてしまっていました。手をつないで、歩いた海岸線? そんな思い出はありません。合コンのあと野郎だけでカラオケに行くということは、そういうことです。

中2の夏休み。近所にあったゲーム屋さん(今はもうそんなものほとんど街中にないけど)の表に、野球ゲームの体験版が置いてあって、やっていた時に有線から流れてきた音楽に「なんこれ!いい!」となったのも夏の思い出の一つ。川本真琴のデビュー曲、『愛の才能』だった。たぶん、その後にリリースされた『DNA』やるろうに剣心のOPテーマ『1/2』なら、今の若い人でも知っている人いるかも?

人生で初めて買ったCDでもある川本真琴のファーストアルバムは、個人的に「JPOP史上に残る名盤である!」と今でも思っている。今でも聴いています。もちろん、最近まで特段追いかけていたわけではなかったけど、その川本真琴に私物サインがもらえる! というすごいイベントがあるの見て、たまらず参加。当時のCDにサインをもらいました。感激。

広告の下にコンテンツが続きます

やっぱり、小学校、中学校、高校など、若い時の思い出ってずっと心に残るものです。

2015、16年頃はよく日大に行きました。取材してきた選手がたくさんいたから。男子やり投の村上幸史さんにもよく話を聞いていました。だいたい、トップ選手の顔と名前はわかっていたけど、村上さんの近くにあまり知らない顔が1人。村上さんが「﨑山っておもしろいヤツがいるんですよ」と言っていたのを思い出す。その時は「へー」くらいだったと思う。

それくらいから、会うとちょっとずつあいさつしたり、話したり。よくよく周囲の選手たちに聞くと、「あいつのポテンシャル、やばいっすよ」と。だから、自慢するわけじゃないけど、ずっとビッグスローは待っていました。

﨑山くんが、やり投を始めた高1年の夏。その少し前に見に行った日本選手権で見たのが、2012年の村上さんとディーン元気選手の投げ合いだったそうで、「これから始めるやり投ってこんなやべえのか」と心に刻まれたそうです。やっぱり、中高生の思い出って大事。そんな﨑山選手のストーリーは、たっぷりと9月号(8月12日発売)に書いているので、ぜひ見てみてくださいね。

今年9月の「夏の思い出」が、多くの中高生の心に刻まれるといいな。

向永拓史(むかえ・ひろし)
月刊陸上競技編集部 中堅(?)編集部員 月陸Onlineディレクター(って何?)
1983年8月30日生まれ。16★cm、60kg、O型。石川県金沢市生まれ、滋賀県育ち。両親の仕事の都合で多数の引っ越しを経験し、幼少期より「どうせ友達になっても離れる」とひねくれて育つ。運動音痴で絵を描くのが好きな少年だったが、小4の時に開幕したJリーグの影響で三浦知良に心酔してサッカー少年に転向。2011年全中以降、陸上競技の取材をすることになり、現在に至る。健康診断に向けて毎年痩せる。東京世界陸上800m(メディアレース)に向け頑張るかもしれない。

過去の編集部コラムはこちら

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。 暇つぶし程度にご覧ください!

第298回「夏の思い出」(向永)

みなさんの夏の思い出はなんですか? 学生の頃、同級生たちと毎週末のようにサッカーして、合コンして、男だけでカラオケに行って。同級生の間で流行っていたのが、タイトルにあるケツメイシの『夏の思い出』。僕は当時、あまり聴いていなかったけど、友達が歌うから覚えてしまっていました。手をつないで、歩いた海岸線? そんな思い出はありません。合コンのあと野郎だけでカラオケに行くということは、そういうことです。 中2の夏休み。近所にあったゲーム屋さん(今はもうそんなものほとんど街中にないけど)の表に、野球ゲームの体験版が置いてあって、やっていた時に有線から流れてきた音楽に「なんこれ!いい!」となったのも夏の思い出の一つ。川本真琴のデビュー曲、『愛の才能』だった。たぶん、その後にリリースされた『DNA』やるろうに剣心のOPテーマ『1/2』なら、今の若い人でも知っている人いるかも? 人生で初めて買ったCDでもある川本真琴のファーストアルバムは、個人的に「JPOP史上に残る名盤である!」と今でも思っている。今でも聴いています。もちろん、最近まで特段追いかけていたわけではなかったけど、その川本真琴に私物サインがもらえる! というすごいイベントがあるの見て、たまらず参加。当時のCDにサインをもらいました。感激。 やっぱり、小学校、中学校、高校など、若い時の思い出ってずっと心に残るものです。 2015、16年頃はよく日大に行きました。取材してきた選手がたくさんいたから。男子やり投の村上幸史さんにもよく話を聞いていました。だいたい、トップ選手の顔と名前はわかっていたけど、村上さんの近くにあまり知らない顔が1人。村上さんが「﨑山っておもしろいヤツがいるんですよ」と言っていたのを思い出す。その時は「へー」くらいだったと思う。 それくらいから、会うとちょっとずつあいさつしたり、話したり。よくよく周囲の選手たちに聞くと、「あいつのポテンシャル、やばいっすよ」と。だから、自慢するわけじゃないけど、ずっとビッグスローは待っていました。 﨑山くんが、やり投を始めた高1年の夏。その少し前に見に行った日本選手権で見たのが、2012年の村上さんとディーン元気選手の投げ合いだったそうで、「これから始めるやり投ってこんなやべえのか」と心に刻まれたそうです。やっぱり、中高生の思い出って大事。そんな﨑山選手のストーリーは、たっぷりと9月号(8月12日発売)に書いているので、ぜひ見てみてくださいね。 今年9月の「夏の思い出」が、多くの中高生の心に刻まれるといいな。 向永拓史(むかえ・ひろし) 月刊陸上競技編集部 中堅(?)編集部員 月陸Onlineディレクター(って何?) 1983年8月30日生まれ。16★cm、60kg、O型。石川県金沢市生まれ、滋賀県育ち。両親の仕事の都合で多数の引っ越しを経験し、幼少期より「どうせ友達になっても離れる」とひねくれて育つ。運動音痴で絵を描くのが好きな少年だったが、小4の時に開幕したJリーグの影響で三浦知良に心酔してサッカー少年に転向。2011年全中以降、陸上競技の取材をすることになり、現在に至る。健康診断に向けて毎年痩せる。東京世界陸上800m(メディアレース)に向け頑張るかもしれない。 過去の編集部コラムはこちら

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.17

110mH村竹ラシッド「人生でこんなに悔しい経験はない」メダルまであと少し「陸上は難しい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルで村竹ラシッド(JAL)が13秒18(-0.3)で5位入賞を果たした。 昨年のパリ五輪と同じ […]

NEWS 走高跳・赤松諒一「攻めた助走はできた」世界大会3連続入賞の8位タイには「悔しい気持ちが大きい」/東京世界陸上

2025.09.16

走高跳・赤松諒一「攻めた助走はできた」世界大会3連続入賞の8位タイには「悔しい気持ちが大きい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子走高跳決勝の赤松諒一(SEIBU PRINCE)が、2m24で8位入賞を果たした。 8位タイだった前回大会、 […]

NEWS 3000m障害三浦龍司とケニア選手との接触は妨害にあたらず 日本陸連が審判長に上訴も認められず/東京世界陸上

2025.09.16

3000m障害三浦龍司とケニア選手との接触は妨害にあたらず 日本陸連が審判長に上訴も認められず/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 日本陸連は16日、男子3000m障害決勝で三浦龍司(SUBARU)とエドマンド・セレム(ケニア)がフィニッシュ直前に接触した件について、審判長に抗議したものの、妨害にはあ […]

NEWS 中島佑気ジョセフが91年の高野進以来の400mファイナリストに!「目標を達成できて本当に幸せ」/東京世界陸上

2025.09.16

中島佑気ジョセフが91年の高野進以来の400mファイナリストに!「目標を達成できて本当に幸せ」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子400m準決勝で中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒53をマークし、2着で決勝進出を果たした。 34年前、旧国立 […]

NEWS 110mH村竹ラシッドが堂々5位!パリに続く入賞、悔し涙にも「何年かかってでもメダルを取りたい」/東京世界陸上

2025.09.16

110mH村竹ラシッドが堂々5位!パリに続く入賞、悔し涙にも「何年かかってでもメダルを取りたい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルで村竹ラシッド(JAL)が13秒18(-0.3)で5位入賞を果たした。 フィニッシュの瞬間、 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top