2025.07.29
◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島)5日目
広島インターハイの5日目が行われ、男子4×400mリレーのタイムレース2組で1着の洛南(京都)が3分07秒25、2着の相洋(神奈川)が3分07秒40をマークし、ともに22年の日本選手権リレーで東福岡が出した高校記録(3分07秒81)、16年に洛南が作った大会記録(3分08秒57)を塗り替えた。
洛南が5レーン、相洋が4レーンに入り、序盤は市船橋らを交えた混戦模様。3走の終盤で洛南・渡辺敦紀(3年)、相洋・梶瑛太(2年)が抜けだし、一騎打ちとなる。
アンカーは洛南が3日目の400mハードルで史上初の1年生優勝を飾った後藤大樹、相洋は直前の110mハードル3位の村上祥太郎(3年)。200mを過ぎて後藤がリードを奪うが、村上が終盤にその差を徐々に差を詰める。白熱のデッドヒートにスタンドからは大歓声が沸くなか、洛南・後藤がトップを死守した。0.15秒差で相洋・村上がフィニッシュ。ともに高校新の激闘に、再び場内は大きな拍手に包まれた。
1組1着の東福岡が3分10秒17、3組1着の東農大二(群馬)が3分10秒75となり、洛南の6年ぶりVが決定。最終種目を前に2年連続12回目の総合優勝を決めておりそれに花を添えるとともに、今大会4つ目の高校新で大記録ラッシュに沸いた大会を締めくくった。
男子4×400mR 高校歴代10傑をチェック!
3.07.25 洛南・京都 2025. 7.29 (北村,安川,渡辺,後藤) 3.09.53 相洋・神奈川 2025. 7.29 (安川,田島,梶,村上) 3.07.81 東福岡・福岡 2022.10. 2 (庄籠,渕上,小坂,冨永) 3.07.94 社・兵庫 2024.10. 5 (足立,橋詰,山田,上治) 3.08.32 成田・千葉 2003.10.12 (笛木,山本,菅井,鈴木) 3.08.57 洛南・京都 2016. 8. 2 (野口,樋口,梅谷,井本) 3.08.80 洛南・京都 2017. 6.18 (石井,野口,井本,梅谷) 3.08.85 中京大中京・愛知 2020.10.18 (桂木,鈴木,高橋,稲川) 3.08.88 滝川二・兵庫 2025. 6. 1 (平,梶原,平岡,久保) 3.08.91 相洋・神奈川 2016. 8. 2 (メルドラム,飯嶋,増子,中机) 3.08.97 東福岡・福岡 2023. 6.18 (庄籠,櫛橋,小坂,渕上) 3.09.20 洛南・京都 2024. 6.16 (北村,村松,渡辺,岸本)RECOMMENDED おすすめの記事
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