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2025.06.27

日本選手権見送りの北口榛花「9月には元気に戻って来られるように」女子やり投「世界の中でもレベル高い」
日本選手権見送りの北口榛花「9月には元気に戻って来られるように」女子やり投「世界の中でもレベル高い」

北口榛花(25年セイコーゴールデングランプリ)

日本選手権のエントリー見送りが公表された女子やり投の北口榛花(JAL)が自身のSNSを更新した。

25日にはチェコ・オストラヴァで試合に出場し、63m88で2位だった北口。その際に「右肘に違和感」が生じ、帰国後、すぐにメディカルチェックをしたところ炎症が見つかり「右肘内側上顆炎(じょうかえん)」と診断されたため、日本選手権のエントリーをキャンセルした。

北口は「数少ない日本で出られる試合を見送ること、とても残念です」と綴り、「9月には元気に戻って来られるよう頑張ります!」と、同じく東京・国立競技場が舞台となる世界選手権に向けて前を向く。北口がディフェンディングチャンピオンとして内定している女子やり投は、北口を除いて最大3人が代表入りできる。

これまで上田百寧(ゼンリン)や武本紗栄(オリコ)が世界大会で北口とともにファイナルに進出。すでにワールドランキングで北口以外でも複数選手が出場圏内にいることもあり、「私は出られませんが、それでも今の日本の女子やり投は世界の中でも高いレベルです!ぜひ国立競技場に足を運んでいただき、選手を応援してほしいです」と、女子やり投の第一人者としてファンへ呼びかけた。

日本選手権のエントリー見送りが公表された女子やり投の北口榛花(JAL)が自身のSNSを更新した。 25日にはチェコ・オストラヴァで試合に出場し、63m88で2位だった北口。その際に「右肘に違和感」が生じ、帰国後、すぐにメディカルチェックをしたところ炎症が見つかり「右肘内側上顆炎(じょうかえん)」と診断されたため、日本選手権のエントリーをキャンセルした。 北口は「数少ない日本で出られる試合を見送ること、とても残念です」と綴り、「9月には元気に戻って来られるよう頑張ります!」と、同じく東京・国立競技場が舞台となる世界選手権に向けて前を向く。北口がディフェンディングチャンピオンとして内定している女子やり投は、北口を除いて最大3人が代表入りできる。 これまで上田百寧(ゼンリン)や武本紗栄(オリコ)が世界大会で北口とともにファイナルに進出。すでにワールドランキングで北口以外でも複数選手が出場圏内にいることもあり、「私は出られませんが、それでも今の日本の女子やり投は世界の中でも高いレベルです!ぜひ国立競技場に足を運んでいただき、選手を応援してほしいです」と、女子やり投の第一人者としてファンへ呼びかけた。

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