2026.05.20
第105回関東インカレは5月21日~24日、栃木・カンセキスタジアムとちぎで行われる。関東の学生たちによる白熱の4日間をエントリーから展望する。
男子1部では、100mで今季10秒08をマークしている小室歩久斗(中大)に注目。セイコーゴールデングランプリでは10秒23の同タイムで抽選の末に決勝へは進めなかったが、大舞台でも臆せずに力を発揮した。前回3位の大石凌功(東洋大)、同4位の黒木海翔(中大)、10秒11を持つ西岡尚輝(筑波大)は状態次第だが、上位戦線は混戦模様だ。
世界リレー男子4×400mリレー代表の林申雅(筑波大)は個人種目は200mのみの登録。20秒50を持つ植松康太(中大)や4月の日本学生個人選手権を制している濱椋太郎(法大)ら強力なライバルたちがひしめき合う。
林が出場しない400mは、2年前のU20世界選手権5位で昨年の日本選手権8位の白畑健太郎(東洋大)、昨年の日本選手権2位、日本インカレ優勝の田邉奨(中大)ら実力が拮抗。ゴールデングランプリで45秒71をマークしている入月誠ノ介(山梨学大)も力がある。
中長距離では、5000mで昨年留学生に食い下がった鈴木琉胤(早大)に注目。今季はレース数は少ないが、着実に仕上げてきているだろう。13分19秒44を持つ岡田開成(中大)や3000mで日本学生最高をマークした柴田侑(城西大)らとともに留学生に挑む。10000mでは日本学生個人選手権を制した山口竣平(早大)らがシャドラック・キップケメイ(日大)とぶつかる。
セイコーゴールデングランプリの110mハードルで終盤までリードした古賀ジェレミー(順大)は出場すれば好記録必至。同大会で負傷した状態と翌週に控えるU20アジア選手権との兼ね合いで、出走を判断する見通しだ。
3000m障害も佐々木哲(早大)や永原颯磨(順大)といった高校時代から実績のある選手に加え、湯田陽平兵(法大)、前回優勝の小野真忠(東海大)らがひしめく。5000m競歩では日本学生個人選手権2位の中島佑之(山梨学大)とU20日本記録保持者の逢坂草太朗(東洋大)、5000m競歩日本記録保持者の金子陸(国士大)の三つ巴となるだろう。
フィールドでは走高跳で日本学生個人選手権3連覇の原口颯太(順大)、三段跳で3年ぶりに自己記録を更新した宮尾真仁(東洋大)に注目。砲丸投の山田暉斗(法大)はどこまで記録を伸ばせるか。円盤投は山口翔輝夜(筑波大)を中心に混戦で、十種競技は高橋諒(慶大)に期待だ。
2部では5000mに折田壮太(青学大)、野中恒亨(國學院大)、小池莉希(創価大)、楠岡由浩(帝京大)といった各校のエースが集結。10000mには桑田駿介(駒大)や辻原輝(國學院大)らがエントリーしている。
女子では、100mが混戦となりそう。今季好調の佐藤葵唯(青学大)や2年前のインターハイ女王の小針陽葉(駿河台大)がリードし、ルーキーの田中里歩(中大)や山崎心愛(日体大)、11秒68を持つ藤井南月子(慶大)らが追う。200mは佐藤と小針に加え、青木アリエ(日体大)、学生歴代2位の記録を持つ髙橋亜珠(筑波大)が激突する。青木は400mの記録にも期待がかかる。
800mでは日本学生個人選手権優勝の勝くるみ(筑波大)が連覇に挑戦。同1500m優勝の木田美緒莉(順大)が800mとの2冠を狙う。5000mでは小川陽香(立教大)や田島愛理(順大)が3年連続2冠を果たしているサラ・ワンジル(大東大)にどこまで迫れるか。
100mハードルでは今季の初戦となる髙橋に、高校歴代2位の記録を持つルーキー・井上凪紗(青学大)、今季調子を上げている仮屋愛優(日体大)らがぶつかる。
走高跳はともに1m80超の記録を持つ森﨑優希(日女体大)と矢野夏希(早大)の一騎打ちの様相。棒高跳は日本学生個人選手権で初Vを飾った村田蒼空(筑波大)に対し、今季はケガで出遅れている小林美月(日体大)はどこまで調子を上げられているか。
円盤投はルーキー・近田ココ(東女体大)が初優勝を狙い、やり投で連覇を狙う倉田紗優加(慶大)には60m超の記録も期待できる。七種競技は昨年のインターハイ2位の本多七(東女体大)が持ち記録ではトップに立ち、仮屋、中尾日香(筑波大)らが追う展開となりそうだ。
大会は4日間とも関東学連の公式YouTubeでライブ配信が予定されている。
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