HOME 大学

2025.04.14

東海大が陸上競技場に電子ペーサーを常設! トラック内側に4色点滅のLED325個を配置
東海大が陸上競技場に電子ペーサーを常設! トラック内側に4色点滅のLED325個を配置

4月の日本選手権10000mでも導入された電子ペーサー

東海大陸上部と工学部は4月14日、東海大湘南キャンパス内陸上競技場にLEDライトをトラックの縁に置いてペース設定に合わせて光る「電子ペーサー」を3月から常設したと発表した。国内メーカーによる開発と、陸上競技場への常設は国内初だという。

海外ではダイヤモンドリーグ(DL)や長距離特化の記録会などで採用され、国内では日本選手権10000mやホクレンディスタンスチャレンジや八王子ロングディスタンスなどで導入されている。色鮮やかな演出とどんなペースで進んでいるかわかるため観客にも好評となっている。

東海大は2年前から電子ペーサーの開発と常設の検討を開始。卒業生が社長を務め、社会インフラ関連の装置・システムを開発・製造・販売の高見沢サイバネティックスと共同で開発した。トラックの内側にLEDライト計325個を配置し、赤や緑など計4色を点滅させることができる。

広告の下にコンテンツが続きます

4月20日の東海大長距離競技会がお披露目の場となる予定。大学は「陸上競技イベントだけでなく、災害時等の誘導灯や、イルミネーションとしての活用などにも期待できます」としている。

東海大は昨年10月の箱根駅伝予選会はフィニッシュ直前のアクシデントも影響し、14位で本戦出場を逃している。導入した電子ペーサーを活用し、2025年度シーズンの巻き返しを狙っていく。

東海大陸上部と工学部は4月14日、東海大湘南キャンパス内陸上競技場にLEDライトをトラックの縁に置いてペース設定に合わせて光る「電子ペーサー」を3月から常設したと発表した。国内メーカーによる開発と、陸上競技場への常設は国内初だという。 海外ではダイヤモンドリーグ(DL)や長距離特化の記録会などで採用され、国内では日本選手権10000mやホクレンディスタンスチャレンジや八王子ロングディスタンスなどで導入されている。色鮮やかな演出とどんなペースで進んでいるかわかるため観客にも好評となっている。 東海大は2年前から電子ペーサーの開発と常設の検討を開始。卒業生が社長を務め、社会インフラ関連の装置・システムを開発・製造・販売の高見沢サイバネティックスと共同で開発した。トラックの内側にLEDライト計325個を配置し、赤や緑など計4色を点滅させることができる。 4月20日の東海大長距離競技会がお披露目の場となる予定。大学は「陸上競技イベントだけでなく、災害時等の誘導灯や、イルミネーションとしての活用などにも期待できます」としている。 東海大は昨年10月の箱根駅伝予選会はフィニッシュ直前のアクシデントも影響し、14位で本戦出場を逃している。導入した電子ペーサーを活用し、2025年度シーズンの巻き返しを狙っていく。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.17

女子1500m・キピエゴンが先頭譲らず史上初の3連覇! ハンマー投・カツバーグが84m70でV2/世界陸上Day4

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、女子1500m決勝ではフェイス・キピエゴン(ケニア)が3分52秒15で同種目史上初の3連覇を果たした。 これぞ女王 […]

NEWS 110mH5位の村竹ラシッド 人生懸けて過ごした1年「何が足りなかったんだろう」/東京世界陸上

2025.09.17

110mH5位の村竹ラシッド 人生懸けて過ごした1年「何が足りなかったんだろう」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルで村竹ラシッド(JAL)が13秒18(-0.3)で5位入賞を果たした。昨年のパリ五輪(5位) […]

NEWS 入場者数が30万人突破!! 平日夜でも約4万人が歓声送る/東京世界陸上

2025.09.17

入場者数が30万人突破!! 平日夜でも約4万人が歓声送る/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京2025世界陸上財団は9月16日、東京世界陸上の4日目(DAY4)までの総入場者数が30万人を突破したことを発表した。 世界陸上は大会初日、2日目とイブニングセ […]

NEWS 足の痛みに耐えた赤松諒一 2大会連続8位タイも「2m28は絶対に跳べると思っていた」/東京世界陸上

2025.09.17

足の痛みに耐えた赤松諒一 2大会連続8位タイも「2m28は絶対に跳べると思っていた」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子走高跳決勝に出場した赤松諒一(SEIBU PRINCE)が2m24を跳び、8位入賞を果たした。 前回のブダペス […]

NEWS 走高跳・瀬古優斗10位 初出場で入賞逃す悔しさを感じつつ「夢の舞台を経験して最高」/東京世界陸上

2025.09.17

走高跳・瀬古優斗10位 初出場で入賞逃す悔しさを感じつつ「夢の舞台を経験して最高」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子走高跳決勝に出場した瀬古優斗(FAAS)が2m20で10位だった。 入賞を逃し、満足はしていない。だが、世界 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top