拓大は4月1日付で陸上競技部(男子)監督にこれまでコーチを務めていた治郎丸健一氏が就任したと発表した。前監督の井上浩氏は3月31日付で退任した。
治郎丸監督は鳥取・由良育英(現・鳥取中央育英高)、駒大出身。卒業後は大分東明高駅伝部のコーチとして指導の傍ら、選手としてもレースに出場していた。
その後、日清食品グループに所属。退職後は桜美林大長距離プレイングコーチやラフィネグループの監督などを歴任し、2023年4月から拓大監督に就任した井上氏とともに、コーチを務めていた。
治郎丸氏は「1年でも早く箱根路に戻ってくる事を目標に日々精進致します。選手には競技者として実業団と同等のプロ意識を持ち、大学生としても学業と向き合う人間力を高めてまいります」と意気込んでいる。
前監督の井上氏は大分東明高顧問としてチームを長年指導。全国高校駅伝でも実績を挙げ、2年前に大学指揮官に転身していた。
拓大陸上競技部は1921年創部、これまで箱根駅伝に42回、全日本大学駅伝に10回出場。OBには2012年ロンドン五輪男子マラソンに出場した藤原新(現・スズキアスリートクラブ男子マラソンヘッドコーチ)や、同五輪マラソン6位に入った中本健太郎(現・安川電機陸上部監督)、昨年のパリ五輪6位に入った赤崎暁(現・九電工)らがいる。ただ、箱根駅伝には2021年の第97回大会を最後に4年連続で本戦出場を逃しており、新指揮官の元、5年ぶりの本戦復帰を目指す。
拓大・治郎丸新監督の意気込みをチェック!
「4月より監督を拝任しました。1年でも早く箱根路に戻ってくる事を目標に日々精進致します。選手には競技者として実業団と同等のプロ意識を持ち、大学生としても学業と向き合う人間力を高めてまいります。建学の理念である積極進取の気概を持ってチーム、選手を成長させます。宜しくお願い致します」
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」
2025.04.30
5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
-
2025.04.28
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」
山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]
2025.04.30
【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦
FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]
2025.04.30
5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場
5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]
2025.04.30
26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得
世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]
2025.04.30
100mH寺田明日香 恩師の訃報に「熱意と愛情を少しでも次の世代へ引き継げるように」
福島千里や寺田明日香ら女子短距離を中心に数々の名選手を育成した中村宏之氏が4月29日に79歳で他界したことを受け、寺田が自身のSNSを更新して思いを綴った。 寺田は北海道・恵庭北高時代に中村氏の指導を受け、100mハード […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)