2025.03.31
3月31日、ユニクロは所属する加藤綾華と平島美来が同日付で退部、退社することを発表した。
加藤は三重県出身の26歳。津商高時代には15年、16年と全国高校駅伝でタスキをつなぎ、1500mでインターハイにも出場している。大学は名城大に進み、18年富士山女子駅伝では優勝も経験した。
ユニクロではトラック、ロード、駅伝と幅広く活躍。クイーンズ駅伝には21年、22年と2年連続で出場を果たしたほか、24年2月の全日本実業団ハーフでは1時間12分07秒の自己ベストを記録している。さらに昨年10月のプリンセス駅伝ではアンカーを担い、チーム初となるトップ通過のフィニッシュテープを切っている。
加藤は退部にあたり、「4年間、良いときも悪いときも応援してくださった方々のおかげで頑張ることができました」とあいさつし、「2024年のプリンセス駅伝で初優勝のゴールテープを切れたことは一番の思い出です」と振り返った。
鹿児島出身の平島は、鳳凰高からユニクロに入社して6年目。高校時代までは目立った活躍はなかったものの、社会人になってから徐々に実力をつけ、21年にはプリンセス駅伝のメンバー入りを果たす。マラソンにも取り組み、23年大阪では2時間30分49秒で日本人5位、全体では9位に入った。
「入社してから2年間、駅伝では、予選会をぎりぎり通過した2019年、予選会19位通過できなかった2020年。そこから2024年プリンセス駅伝優勝~クイーンズ駅伝9位まで、チームと共に進化していくことができました」と感謝の気持ちを述べている。
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