2025.03.22
世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールド大会「デュディンス50」が3月22日、スロバキアで開かれ、男子35kmでエヴァン・ダンフィー(カナダ)が2時間21分40秒の世界新記録を樹立した。
これまでの世界記録は昨年10月の日本選手権35km競歩(山形・高畠)で川野将虎(旭化成)が出した2時間21分47秒で、ダンフィーは7秒短縮した。実はこの時、ダンフィーもオープン参加しており、2時間27分50秒で歩き、5位相当でフィニッシュしていた。
ダンフィーはスタートからフィニッシュまでほぼ独歩状態。1km4分00秒あたりのペースを刻み、最後まで崩れることはなかった。これまでの自己ベストは22年の2時間25分02秒。一気に3分22秒も更新した。
ダンフィーは2021年東京五輪50kmで銅メダルを獲得。16年リオ五輪50km4位、24年パリ五輪20km5位と合わせ、五輪は3大会連続で入賞している。
また、世界選手権でも、19年ドーハ大会50kmで銅メダルを獲得。22年オレゴン大会20kmでは6位に入ったほか、23年ブダペスト大会では20km、35kmの両種目に出場し、いずれも4位に入るなどタフなウォーカーだ。
今季は2月中旬に豪州・アデレードで行われた大会で20kmに出場し、自己ベストの1時間17分39秒をマークしていた。
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