HOME 箱根駅伝

2025.03.08

青学大勢がマラソンで好走連発 原晋監督「ノウハウを掘り下げてより中身を濃く」
青学大勢がマラソンで好走連発 原晋監督「ノウハウを掘り下げてより中身を濃く」

青学大・原晋監督

第101回箱根駅伝で2年連続8回目の総合優勝を果たした青学大が3月8日、東京都内のホテルで優勝祝勝会を開いた。

青学大勢がマラソンで好走を続けた。2月の別府大分毎日マラソンで若林宏樹(4年)、大阪マラソンでは黒田朝日(3年)が学生新をマークし、3月の東京マラソンでは途中棄権ながら太田蒼生(4年)が果敢なレースを見せた。

原晋監督は「この指導ノウハウを新しい日本マラソン界のメソッドにしていくためには、この1年だけでは申し訳ありません。継続的により掘り下げて、中身をより濃くしていきたいです」と語った。

指導者として固定概念がない状態から「トライアンドエラーで原メソッドというものを築き上げてきました」と強調。「事実として成果が出てきているので、正しいトレーニングをしていけば必ず伸びる。そういうものができあがったと思います」と自信を示す。

日本歴代15位のうちに現在指導している吉田祐也(GMOインターネットグループ)を含めた3人が名を連ねており、「陸上マラソン界において、画期的なことじゃないかなと思っています」と話した。

東京での太田の走りについても「ああいう思い切った走りはなかなかできません。走りから何かオーラと輝きを感じて、ケニア人と遜色ない動き方をしていました。今後30km以上のトレーニングをやっていけば、十分戦える領域に来ると思います」と期待した。

広告の下にコンテンツが続きます

指揮官は翌週に控えるEXPO駅伝で、大阪のダメージが残る新主将の黒田朝日(3年)が欠場することも明らかにした。

第101回箱根駅伝で2年連続8回目の総合優勝を果たした青学大が3月8日、東京都内のホテルで優勝祝勝会を開いた。 青学大勢がマラソンで好走を続けた。2月の別府大分毎日マラソンで若林宏樹(4年)、大阪マラソンでは黒田朝日(3年)が学生新をマークし、3月の東京マラソンでは途中棄権ながら太田蒼生(4年)が果敢なレースを見せた。 原晋監督は「この指導ノウハウを新しい日本マラソン界のメソッドにしていくためには、この1年だけでは申し訳ありません。継続的により掘り下げて、中身をより濃くしていきたいです」と語った。 指導者として固定概念がない状態から「トライアンドエラーで原メソッドというものを築き上げてきました」と強調。「事実として成果が出てきているので、正しいトレーニングをしていけば必ず伸びる。そういうものができあがったと思います」と自信を示す。 日本歴代15位のうちに現在指導している吉田祐也(GMOインターネットグループ)を含めた3人が名を連ねており、「陸上マラソン界において、画期的なことじゃないかなと思っています」と話した。 東京での太田の走りについても「ああいう思い切った走りはなかなかできません。走りから何かオーラと輝きを感じて、ケニア人と遜色ない動き方をしていました。今後30km以上のトレーニングをやっていけば、十分戦える領域に来ると思います」と期待した。 指揮官は翌週に控えるEXPO駅伝で、大阪のダメージが残る新主将の黒田朝日(3年)が欠場することも明らかにした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

9月の東京世界陸上に都内の子どもを無料招待 引率含め40,000人 6月から応募スタート

東京都は今年9月に国立競技場をメイン会場として開かれる世界選手権に都内の子どもたちを無料招待すると発表した。 「臨場感あふれる会場での観戦を通じて、都内の子供たちにスポーツの素晴らしさや夢と希望を届ける」というのが目的。 […]

NEWS 新しい形の競技会「THE GAME」が9月14日 大阪・万博記念競技場で開催決定!

2025.04.30

新しい形の競技会「THE GAME」が9月14日 大阪・万博記念競技場で開催決定!

「陸上競技の魅力を最大限に引き出し、観客と選手の双方にとって忘れられない体験を」をコンセプトに、三重県で開催されてきた『THE GAME』。今年は会場を大阪府。万博記念競技場を移して、9月14日に行われることが決まった。 […]

NEWS 中村宏之氏が79歳で死去 福島千里、寺田明日香、伊藤佳奈恵ら女子短距離日本記録保持者を育成

2025.04.30

中村宏之氏が79歳で死去 福島千里、寺田明日香、伊藤佳奈恵ら女子短距離日本記録保持者を育成

女子短距離で数々のトップ選手を育成した北海道ハイテクアスリートクラブ前監督の中村宏之氏が4月29日に逝去した。享年79。 中村氏は1945年6月9日生まれ。北海道・札幌東高,日体大で三段跳、走幅跳選手として活躍し、卒業後 […]

NEWS 女子七種競技・アラウホが今季世界最高6396点で優勝 男子100mはバルディが9秒99/南米選手権

2025.04.30

女子七種競技・アラウホが今季世界最高6396点で優勝 男子100mはバルディが9秒99/南米選手権

4月25日から27日まで、アルゼンチンのマル・デル・プラタで南米選手権が開催され、女子七種競技ではM.アラウホ(コロンビア)が6396点(13秒13、1m73、13m55、24秒43/6m55、47m62、2分17秒38 […]

NEWS 【高平慎士の視点】自信持って走り切った井上直紀の強さ光る 選手層に厚み“標準突破”へ期待持てるレース/織田記念

2025.04.30

【高平慎士の視点】自信持って走り切った井上直紀の強さ光る 選手層に厚み“標準突破”へ期待持てるレース/織田記念

4月29日に広島・ホットスタッフフィールド広島で行われた織田記念。その男子100mは上位5人が10秒1台、それも0.03秒差以内にひしめく大熱戦となり、大学4年の井上直紀(早大)が自己新の10秒12(+0.4)で制した。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top