◇東京マラソン2025(3月2日/東京都庁~東京駅前・行幸通り)
東京世界選手権代表選考会を兼ねたJMCシリーズG1の東京マラソンが行われ、男子はタデセ・タケレ(エチオピア)が2時間3分23秒で優勝した。
5000m(12分35秒36)、10000m(26分11秒00)の世界記録保持者で、パリ五輪10000m金メダリストのジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)は2時間5分59秒での9位だった。
練習として臨んだ23年の初マラソン(バレンシア/2時間8分23秒)はあったが、今回はフルマラソン本格参戦となったトラックの王者。レースを振り返り、「とても良いレースで、また一歩前進したと言えます。自己記録から3分ほど更新できた。これは信じられないことだし誇りに思う」と語る。
前々日会見では「2時間4分台が出れば」と語っていたチェプテゲイ。2時間1分台を狙う第1集団ではなく、2時間3分台が目安の第2集団でレースを進めたことに「もしかしたら速いグループに移るべきだったのかもしれないですが、不満はないし満足しています」。
「トラックには戻らないと」と今後はマラソンを主戦場にしていく構えを見せているチェプテゲイだが、世界選手権は10000mで3連覇中。東京世界選手権にはワイルドカード(前回王者)として出場資格を持つ。
次のレースについて聞かれ、「私にもわかりません。チームと一緒に相談して決めたい」と語り、「今回のレースは秋以降への大きな一歩になる」とし、東京世界選手権については「今は終わったばかりでどうなるかはわかりません。最も重要なことは正しい方向で継続していき、すべてのレースをポジティブなものにし、何ができるかを考えることです」と述べるにとどめた。
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