HOME 国内、海外

2025.03.02

トラックの王者チェプテゲイは2時間5分59秒「満足している」世界陸上は「わからない」/東京マラソン
トラックの王者チェプテゲイは2時間5分59秒「満足している」世界陸上は「わからない」/東京マラソン

東京マラソン2025で9位だったJ.チェプテゲイ(ウガンダ)

◇東京マラソン2025(3月2日/東京都庁~東京駅前・行幸通り)

東京世界選手権代表選考会を兼ねたJMCシリーズG1の東京マラソンが行われ、男子はタデセ・タケレ(エチオピア)が2時間3分23秒で優勝した。

5000m(12分35秒36)、10000m(26分11秒00)の世界記録保持者で、パリ五輪10000m金メダリストのジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)は2時間5分59秒での9位だった。

広告の下にコンテンツが続きます

練習として臨んだ23年の初マラソン(バレンシア/2時間8分23秒)はあったが、今回はフルマラソン本格参戦となったトラックの王者。レースを振り返り、「とても良いレースで、また一歩前進したと言えます。自己記録から3分ほど更新できた。これは信じられないことだし誇りに思う」と語る。

前々日会見では「2時間4分台が出れば」と語っていたチェプテゲイ。2時間1分台を狙う第1集団ではなく、2時間3分台が目安の第2集団でレースを進めたことに「もしかしたら速いグループに移るべきだったのかもしれないですが、不満はないし満足しています」。

「トラックには戻らないと」と今後はマラソンを主戦場にしていく構えを見せているチェプテゲイだが、世界選手権は10000mで3連覇中。東京世界選手権にはワイルドカード(前回王者)として出場資格を持つ。

次のレースについて聞かれ、「私にもわかりません。チームと一緒に相談して決めたい」と語り、「今回のレースは秋以降への大きな一歩になる」とし、東京世界選手権については「今は終わったばかりでどうなるかはわかりません。最も重要なことは正しい方向で継続していき、すべてのレースをポジティブなものにし、何ができるかを考えることです」と述べるにとどめた。

◇東京マラソン2025(3月2日/東京都庁~東京駅前・行幸通り) 東京世界選手権代表選考会を兼ねたJMCシリーズG1の東京マラソンが行われ、男子はタデセ・タケレ(エチオピア)が2時間3分23秒で優勝した。 5000m(12分35秒36)、10000m(26分11秒00)の世界記録保持者で、パリ五輪10000m金メダリストのジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)は2時間5分59秒での9位だった。 練習として臨んだ23年の初マラソン(バレンシア/2時間8分23秒)はあったが、今回はフルマラソン本格参戦となったトラックの王者。レースを振り返り、「とても良いレースで、また一歩前進したと言えます。自己記録から3分ほど更新できた。これは信じられないことだし誇りに思う」と語る。 前々日会見では「2時間4分台が出れば」と語っていたチェプテゲイ。2時間1分台を狙う第1集団ではなく、2時間3分台が目安の第2集団でレースを進めたことに「もしかしたら速いグループに移るべきだったのかもしれないですが、不満はないし満足しています」。 「トラックには戻らないと」と今後はマラソンを主戦場にしていく構えを見せているチェプテゲイだが、世界選手権は10000mで3連覇中。東京世界選手権にはワイルドカード(前回王者)として出場資格を持つ。 次のレースについて聞かれ、「私にもわかりません。チームと一緒に相談して決めたい」と語り、「今回のレースは秋以降への大きな一歩になる」とし、東京世界選手権については「今は終わったばかりでどうなるかはわかりません。最も重要なことは正しい方向で継続していき、すべてのレースをポジティブなものにし、何ができるかを考えることです」と述べるにとどめた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.16

佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝

北信越高校駅伝が11月16日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男子(7区間42.195Km)は佐久長聖(長野)が2時間4分57秒で27連覇を決めた。女子(5区間21.0975Km) […]

NEWS 高知男女V 高知農は県高校最高記録 山田が中盤独走 地区代表は宇和11年ぶり、女子の新居浜東は初の全国/四国高校駅伝

2025.11.16

高知男女V 高知農は県高校最高記録 山田が中盤独走 地区代表は宇和11年ぶり、女子の新居浜東は初の全国/四国高校駅伝

全国高校駅伝の地区代表を懸けた四国高校駅伝は11月16日、徳島県鳴門市の鳴門・大塚スポーツパーク周辺長距離走路で行われ、男女ともに高知勢が2連覇した。男子(7区間42.195km)は高知農が2時間6分22秒と、県大会でマ […]

NEWS 学法石川高コンビ快走 増子陽太5000m高校歴代3位の13分27秒26 栗村凌が歴代8位13分34秒38/日体大長距離競技会

2025.11.16

学法石川高コンビ快走 増子陽太5000m高校歴代3位の13分27秒26 栗村凌が歴代8位13分34秒38/日体大長距離競技会

第324回日本体育大学長距離競技会兼第18回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)が11月16日、神奈川県横浜市の同大学で行われ、NCG男子5000mで増子陽太(学法石川高3福島)が高校歴代3位、U […]

NEWS 東大阪大敬愛 久保凛で反撃し初Vで都大路 男子は西脇工が新妻兄弟で大逆転2連覇 須磨学園が地区代表/近畿高校駅伝

2025.11.16

東大阪大敬愛 久保凛で反撃し初Vで都大路 男子は西脇工が新妻兄弟で大逆転2連覇 須磨学園が地区代表/近畿高校駅伝

全国高校駅伝の地区代表出場権を懸けた近畿高校駅伝は11月16日、奈良県宇陀市近畿高校駅伝特設コースで行われ、男子(7区間42.195km)は西脇工(兵庫)が2時間6分41秒で2連覇、女子(5区間21.0975km)は東大 […]

NEWS 橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」

2025.11.16

橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」

男子走幅跳日本代表の橋岡優輝(富士通)の陸上教室「HASHIOKA RUNNING ACADEMY FOR KIDS」が11月16日に都内で開かれた。 小学生を対象に、「一番身近で強力な助っ人」(橋岡)として、男子棒高跳 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top