HOME 駅伝

2025.02.06

日立の小井戸涼が現役引退 「精一杯競技に打ち込むことができた」17年アジア選手権5000m5位
日立の小井戸涼が現役引退 「精一杯競技に打ち込むことができた」17年アジア選手権5000m5位

24年クイーンズ駅伝に出場した小井戸涼

2月5日、日立は所属する小井戸涼が1月末で退部したことを発表した。

茨城県出身の小井戸は27歳。中学から本格的に走りはじめ、水城高では駅伝で2度全国大会に出場した。トラックでは3年目に大きく躍進し、インターハイでは1500mと3000mの2種目でファイナリストとなり、秋の国体は3000m8位入賞を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

地元の名門・日立に進んでからも、トラック、ロードと活躍。17年には日本選手権5000mに初出場を果たし、同年のアジア選手権には日本代表として5位入賞を飾った。21年のクイーンズ駅伝1区で8位、年明けの都道府県対抗女子駅伝も茨城県の1区を務め5位と力走を見せている。

23年には名古屋ウィメンズでマラソンにも挑戦。昨年も、プリンセス駅伝、クイーンズ駅伝の両大会に出場しチームに貢献した。

小井戸はチームのホームページで「自分自身としてはここまでうまくいかないことも多かったのですが、精一杯競技に打ち込むことができました。本当にありがとうございました」とコメントを寄せた。

2月5日、日立は所属する小井戸涼が1月末で退部したことを発表した。 茨城県出身の小井戸は27歳。中学から本格的に走りはじめ、水城高では駅伝で2度全国大会に出場した。トラックでは3年目に大きく躍進し、インターハイでは1500mと3000mの2種目でファイナリストとなり、秋の国体は3000m8位入賞を飾った。 地元の名門・日立に進んでからも、トラック、ロードと活躍。17年には日本選手権5000mに初出場を果たし、同年のアジア選手権には日本代表として5位入賞を飾った。21年のクイーンズ駅伝1区で8位、年明けの都道府県対抗女子駅伝も茨城県の1区を務め5位と力走を見せている。 23年には名古屋ウィメンズでマラソンにも挑戦。昨年も、プリンセス駅伝、クイーンズ駅伝の両大会に出場しチームに貢献した。 小井戸はチームのホームページで「自分自身としてはここまでうまくいかないことも多かったのですが、精一杯競技に打ち込むことができました。本当にありがとうございました」とコメントを寄せた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

箱根駅伝Stories/3度目の山で伝説を作る早大・工藤慎作 スピードに磨き「ストロングポイントとして活躍を」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 中学では当初卓球部を希望 「いよいよ始まるなっていうところで、純粋に […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

2025.12.23

箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競技を続けるきっかけは消去法 「大村良紀=10区」、という構図ができ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

2025.12.23

箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 武者修行で変わった“基準” 中大・岡田開成(2年)にとって第101回 […]

NEWS ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

2025.12.23

ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は12月23日、第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の「クマ対応」について発表した。 同大会は群馬県庁スタート・フィニッシュで、前橋市、高崎市、伊勢崎氏、太田市、桐生市をめぐ […]

NEWS 短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top