◇第108回日本選手権・室内(2月1、2日/大阪城ホール)2日目
日本選手権室内の2日目が行われた。男子60mは高校生の西岡尚輝(東海大仰星高3大阪)が、桐生祥秀(現・日本生命)の持つU20&高校最高に並ぶ6秒59で優勝した。
「焦らず最後まで自分の走りができました」と西岡。100mでは昨年、高校歴代2位となる10秒11をマークし、インターハイも制した。卒業後は筑波大に進学。「東京世界選手権も狙えるなら狙っていきたい」と大志を抱いていた。
女子60mは鶴田玲美(南九州ファミリーマート)が7秒42で連覇。「しっかり60mで勝ち切れたのは大きい」と笑顔を見せ、「200mのベストが20年(23秒17)から出せていないので、超えないといけない。23秒0台や22秒台が、その先に目指す大会につながってくる」と、世界選手権やアジア選手権を見据えていた。
2位に高校生の千葉安珠(常盤木学園高3宮城)が7秒42の好記録。100mで中学記録(11秒57)を作った三好美羽(F・a・s・t)は果敢にシニアに挑んだが「力んでしまいました」と7秒51の7位だった。
女子走高跳は津田シェリアイ(築地銀だこ)が1m83を跳んで5年ぶりの優勝。また、男子三段跳は山本凌雅(JAL)が16m23でこちらも6年ぶり制覇と、ともに復活を印象づけた。
男子走幅跳は東京五輪代表の津波響樹(大塚製薬)が7m98でV。男子棒高跳は北田琉偉(日体大)が5m40でシニア初タイトルを手にした。女子走幅跳は竹内真弥(ミズノ)が6m13で連覇を飾っている。男子走高跳は瀬古優斗(FAAS)が2m18で制した。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.08
女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト
2025.12.08
3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.08
女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト
女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]
2025.12.08
全米クロカン選手権はウォルフとケラティ・フレスギが制す 世界陸上入賞・ヤングら上位選手が26年1月の世界クロカン代表に内定
12月6日、米国・オレゴン州ポートランドで全米クロスカントリー選手権(10km)が行われ、男子はP.ウォルフが29分17秒で、女子はW.ケラティ・フレスギが33分46秒で優勝した。 女子を制したケラティ・フレスギはパリ五 […]
2025.12.08
3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表
米国陸連(USATF)は12月5日、来年実施するUSATFツアー17大会の日程を発表した。 米国では連盟が統括するツアーの立ち上げを10月に発表しており、年次総会で対象大会と日程が決定された。3月28日のThe TENを […]
2025.12.08
400mH・ベンジャミンと短距離のジェファーソン・ウッデンが年間最優秀賞! 米国陸連が年間表彰者発表
米国陸連(USATF)は12月5日、2025年の年間表彰者を発表した。 レジェンドの名を冠した年間最優秀賞は、男子(ジェシー・オーエンス賞)が400mハードルのR.ベンジャミン、女子(ジャッキー・ジョイナー=カーシー賞) […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025