HOME ニュース、国内

2020.11.12

【マラソン】市民マラソン 表彰やエントリー資格にネットタイム導入可とルール改正
【マラソン】市民マラソン 表彰やエントリー資格にネットタイム導入可とルール改正


日本陸連が理事会終了後に会見を開き、ロードレースにおけるルール改正を発表。市民マラソンなどにおいて、表彰やエントリー資格について従来のグロスタイムだけでなくネットタイムも主催者の裁量で認められることとなった。

通常、マラソン大会などはシューズやウエアにつけられたタグによってタイムを計測しており、グロスタイムとは号砲が鳴ってからフィニッシュまで、ネットタイムとはランナーがスタートラインを越えてからフィニッシュまで。大型大会になると、グロスタイムでは後方からスタートする際に大幅にタイムが加算されてしまうという事例があり、多くのランナーから不満の声が上がっていた。

今後は主催者の判断により、ランナーが実際にスタートからフィニッシュにかかったネットタイムを採用できることなる。なお、エリート大会においてはこれまで通りグロスタイムが採用される。

広告の下にコンテンツが続きます
日本陸連が理事会終了後に会見を開き、ロードレースにおけるルール改正を発表。市民マラソンなどにおいて、表彰やエントリー資格について従来のグロスタイムだけでなくネットタイムも主催者の裁量で認められることとなった。 通常、マラソン大会などはシューズやウエアにつけられたタグによってタイムを計測しており、グロスタイムとは号砲が鳴ってからフィニッシュまで、ネットタイムとはランナーがスタートラインを越えてからフィニッシュまで。大型大会になると、グロスタイムでは後方からスタートする際に大幅にタイムが加算されてしまうという事例があり、多くのランナーから不満の声が上がっていた。 今後は主催者の判断により、ランナーが実際にスタートからフィニッシュにかかったネットタイムを採用できることなる。なお、エリート大会においてはこれまで通りグロスタイムが採用される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.18

中大・吉居駿恭主将「一番恩返しできるのが優勝」 溜池一太は初マラソン意向も「箱根だけしか考えていない」

第102回箱根駅伝で30年ぶりとなる総合優勝を狙う中大が12月18日、東京・八王子市の多摩キャンパスで合同取材を開いた。 主将の吉居駿恭(4年)は「昨年の11月中旬くらいに(総合優勝の)目標を立てました。昨年の全日本の結 […]

NEWS 3年ぶりV奪還狙う駒大 藤田敦史監督「課題だった選手層に自信がある」大八木総監督、現状は「80点」/箱根駅伝

2025.12.18

3年ぶりV奪還狙う駒大 藤田敦史監督「課題だった選手層に自信がある」大八木総監督、現状は「80点」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝に出場する駒大が18日、オンラインで合同会見を開いて藤田敦史監督、大八木弘明総監督が出席した。 これまで8度の箱根駅伝総合優勝を誇る駒大。だが、2022年度に出雲駅伝、全日本大学駅伝と合わせて3冠を果た […]

NEWS 30年ぶり箱根駅伝総合Vへ中大が合同取材! 夏場の走り込みに手応え 藤原正和監督「調子の上昇曲線が非常に高い」

2025.12.18

30年ぶり箱根駅伝総合Vへ中大が合同取材! 夏場の走り込みに手応え 藤原正和監督「調子の上昇曲線が非常に高い」

第102回箱根駅伝で30年ぶりとなる総合優勝を狙う中大が12月18日、東京・八王子市の多摩キャンパスで合同取材を開いた。 藤原正和駅伝監督は「新チームになってから総合優勝という目標を定めてやってきました。残り半月は地に足 […]

NEWS 山梨学大元顧問の秋山勉さんが死去 創部から強豪への土台を築く、東農大で箱根駅伝4度出走

2025.12.18

山梨学大元顧問の秋山勉さんが死去 創部から強豪への土台を築く、東農大で箱根駅伝4度出走

山梨学大の元顧問で駅伝チームの始動から携わった秋山勉さんが12月17日、心室頻拍のため亡くなった。85歳だった。 秋山さんは山梨県甲府市出身で、山梨農林高時代に全国高校駅伝(1956年/第7回)で4区を走った実績がある。 […]

NEWS 日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top