HOME 国内

2025.02.02

太田智樹が59分27秒で5年ぶり日本新「日本人で初めての60分切りは自信になる」/丸亀ハーフ
太田智樹が59分27秒で5年ぶり日本新「日本人で初めての60分切りは自信になる」/丸亀ハーフ

ハーフ日本新をマークした太田智樹(25年丸亀ハーフ)

◇香川丸亀国際ハーフマラソン(2月2日/香川・丸亀)

第77回香川丸亀国際ハーフマラソンが2月2日、県立丸亀競技場南側をスタートし、坂出市を折り返して丸亀競技場にフィニッシュする公認コースで行われ、男子はアレクサンダー・ムティソ(NDソフト/ケニア)が大会新記録の59分16秒で優勝。太田智樹(トヨタ自動車)が日本新記録の59分27秒で日本人トップの3位に入った。

5km14分00秒前後のペースで展開した先頭集団で篠原倖太朗(駒大)とともにレースを進めた太田。15kmを42分08秒で通過したが「余裕を持って行けて、タイム(日本記録)自体は出ると思っていた」という。

広告の下にコンテンツが続きます

そのあたりから「キツくなってしまった」太田だったが、「申し訳ないけど篠原に引っ張ってもらい、勝負に徹しました」と振り返る。20kmを56分26秒で通過した後に篠原を振り切り、「しっかり(篠原に)勝ち切れたのは良かったです」と話した。

レース全体を振り返って「勝負というところでは上位2人に離されてしまったのは反省点」とした太田。それでも、2020年に小椋裕介(ヤクルト)がマークした日本記録(1時間0分00秒)を5年ぶりに更新し、59分台に押し上げた。「日本人で初めての60分切りはこれからの自信になります」と力強かった。

◇香川丸亀国際ハーフマラソン(2月2日/香川・丸亀) 第77回香川丸亀国際ハーフマラソンが2月2日、県立丸亀競技場南側をスタートし、坂出市を折り返して丸亀競技場にフィニッシュする公認コースで行われ、男子はアレクサンダー・ムティソ(NDソフト/ケニア)が大会新記録の59分16秒で優勝。太田智樹(トヨタ自動車)が日本新記録の59分27秒で日本人トップの3位に入った。 5km14分00秒前後のペースで展開した先頭集団で篠原倖太朗(駒大)とともにレースを進めた太田。15kmを42分08秒で通過したが「余裕を持って行けて、タイム(日本記録)自体は出ると思っていた」という。 そのあたりから「キツくなってしまった」太田だったが、「申し訳ないけど篠原に引っ張ってもらい、勝負に徹しました」と振り返る。20kmを56分26秒で通過した後に篠原を振り切り、「しっかり(篠原に)勝ち切れたのは良かったです」と話した。 レース全体を振り返って「勝負というところでは上位2人に離されてしまったのは反省点」とした太田。それでも、2020年に小椋裕介(ヤクルト)がマークした日本記録(1時間0分00秒)を5年ぶりに更新し、59分台に押し上げた。「日本人で初めての60分切りはこれからの自信になります」と力強かった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.28

中国陸連にWA加盟連盟賞 世界室内、ダイヤモンドリーグなど開催 競技会、ロードレースには600万人が参加

世界陸連(WA)は11月28日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の加盟連盟賞に中国陸連を選出したと発表した。 加盟連盟賞は、年間を通して顕著な功績を挙げ、陸上競技の発展や知名度向上に大きく貢献した加盟連盟を表 […]

NEWS 青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

2025.11.28

青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]

NEWS デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

2025.11.28

デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

4年に一度、聴覚障者のための世界規模の総合スポーツ競技大会「デフリンピック」が11月26日に閉幕した。創設100周年の節目で初の日本開催だった今回、日本代表は過去最多となる51個のメダルを獲得した。各会場も盛り上がりを見 […]

NEWS 22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

2025.11.28

22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]

NEWS プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

2025.11.27

プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top