第101回箱根駅伝で2年連続8回目の総合優勝を果たした青学大が1月23日、青山キャンパスで優勝報告会を開いた。
大阪・関西万博を記念した3月の「EXPO EKIDEN 2025」に向け、原晋監督は「そこは一応、優勝狙いで頑張っていきたいと思います」と、ベストメンバーで臨む考えを明かした。
大会は実業団と大学生のトップチームが対決し、今年1月の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)と昨年11月の全日本大学駅伝で上位に入ったチーム・大学に出場資格が与えられている。7区間約55kmで実業団は旭化成やトヨタ自動車、大学は駒大や國學院大などが選ばれている。
原監督は「ニューイヤーや箱根が終わった直後で、多くのファンのみなさんの注目を浴びる時期」とし、「実業団と大学生が戦う画期的な初の取り組み。実業団、大学ともにどんどん盛り上げていくべきなんですよ」と強調した。
日本独自の長距離強化の柱に駅伝を挙げ、「(大学と実業団の)両輪で盛り上げていくことで、もっともっと身体能力の高いアスリートが長距離を目指すようになる。その結果として世界で戦えるチャンスが生まれます」と熱弁を振るっていた。
また、“プロランナー”として活動する方針の太田蒼生(4年)については、「新しい取り組みでいいんじゃないですかね。まずは自分で自分の道を切り開くという、前向きな取り組みは非常に良いことだと思います」とエールを送った。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.10
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.10
【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ
第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]
2025.12.10
前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]
2025.12.10
15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回4位の早大は「5強」の一角として、15年ぶり優勝をしっかりと視界に捉える。 就任4年目を迎えた花田勝彦駅伝監督は、今年度で […]
2025.12.10
99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 全日本大学駅伝で2位を占めた中大は、前回5位からの躍進を期す。藤原正和監督は「いいチームができました」と胸を張って語る。 1年 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025