HOME 国内

2024.12.15

ハーフ日本人トップは地元・天満屋の吉薗栞!日本歴代9位の1時間8分21秒、伊澤も歴代10位1時間8分28秒、アキドルが大会新で3連覇/山陽女子ロード
ハーフ日本人トップは地元・天満屋の吉薗栞!日本歴代9位の1時間8分21秒、伊澤も歴代10位1時間8分28秒、アキドルが大会新で3連覇/山陽女子ロード

24年山陽女子ロードレースで日本人トップの2位だった吉園栞(写真はクイーンズ駅伝)

第43回山陽女子ロードレースが12月15日、岡山市のシティライトスタジアムをスタート・フィニッシュとするコースで行われた。

岡山出身で女子マラソン五輪2大会連続メダリスト(92年バルセロナ銀、96年アトランタ同)の有森裕子の名を冠した有森裕子杯ハーフマラソンの部は、地元・天満屋の吉薗栞が日本歴代9位の1時間8分21秒で日本人トップの2位、3位の伊澤菜々花(スターツ)も歴代10位の1時間8分28秒をマークした。優勝はマーガレット・アキドル(コモディイイダ)。1時間7分45秒の大会新で3連覇を達成した。

吉薗は宮崎・小林高、立命大出身の25歳。名門チームで力をつけ、11月のクイーンズ駅伝では1区を務めてトップと同タイムの2位で中継しており、その勢いをハーフへとつなげた。

広告の下にコンテンツが続きます

伊澤は愛知・豊川高時代に全国高校駅伝3年連続区間賞、順大では世界ジュニア選手権5000m8位など活躍。一度は競技から離れたが、今年にスターツに入社して復帰して以降、プリンセス駅伝1区区間賞、5000mで15分25秒90の自己新など好走を続けている。

同じく岡山出身で五輪の全種目を通じて女性初のメダリスト(1928年アムステルダム800m銀)の人見絹枝の名を冠した「人見絹枝杯」10kmは川村楓(岩谷産業)が32分16秒で優勝した。

第43回山陽女子ロードレースが12月15日、岡山市のシティライトスタジアムをスタート・フィニッシュとするコースで行われた。 岡山出身で女子マラソン五輪2大会連続メダリスト(92年バルセロナ銀、96年アトランタ同)の有森裕子の名を冠した有森裕子杯ハーフマラソンの部は、地元・天満屋の吉薗栞が日本歴代9位の1時間8分21秒で日本人トップの2位、3位の伊澤菜々花(スターツ)も歴代10位の1時間8分28秒をマークした。優勝はマーガレット・アキドル(コモディイイダ)。1時間7分45秒の大会新で3連覇を達成した。 吉薗は宮崎・小林高、立命大出身の25歳。名門チームで力をつけ、11月のクイーンズ駅伝では1区を務めてトップと同タイムの2位で中継しており、その勢いをハーフへとつなげた。 伊澤は愛知・豊川高時代に全国高校駅伝3年連続区間賞、順大では世界ジュニア選手権5000m8位など活躍。一度は競技から離れたが、今年にスターツに入社して復帰して以降、プリンセス駅伝1区区間賞、5000mで15分25秒90の自己新など好走を続けている。 同じく岡山出身で五輪の全種目を通じて女性初のメダリスト(1928年アムステルダム800m銀)の人見絹枝の名を冠した「人見絹枝杯」10kmは川村楓(岩谷産業)が32分16秒で優勝した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

NEWS 世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

NEWS U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

2025.12.17

U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]

NEWS 26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

2025.12.17

26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

2025.12.17

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top