HOME 国内

2024.12.11

ロス五輪マラソン代表選考「MGC」を27年秋に開催!MGCシリーズ内「ファストパス」記録樹立の最速1名が27年3月に代表内定も
ロス五輪マラソン代表選考「MGC」を27年秋に開催!MGCシリーズ内「ファストパス」記録樹立の最速1名が27年3月に代表内定も

23年に行われたパリ五輪MGC

日本陸連は12月11日、2028年ロサンゼルス五輪のマラソン代表選考について、至近2大会と同様に代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」、およびその出場権獲得を目指した「MGCシリーズ」を開催することを発表した。

MGCは2020年東京五輪(コロナ禍の影響で1年延期)に向けて、19年に初開催。男女各2位までが即時内定し、3人目はその後のMGCファイナルチャレンジを経て決定する形式が取られていた。24年パリ五輪に向けてもそれは踏襲されている。

今回はMGCシリーズ内で「MGCファストパス設定記録」を突破した選手のうち、最速タイムの1名を2027年3月に内定する方式が追加された。同記録は男子が「2時間3分59秒」、女子が「2時間16分59秒」。男女の日本記録(男子2時間4分56秒、女子2時間18分59秒)を大幅に上回る記録が設定された。

記録の有効期間はMGCシリーズ2025-26、同2026-27で、MGCシリーズG1大会、世界選手権(25年東京、27年北京)、アジア大会、ワールドマラソンメジャーズ、世界陸連プラチナラベルレースでの記録が対象。ただし、まだ未発表のロス五輪参加標準記録を突破していることが条件となる。

日本陸連は12月11日、2028年ロサンゼルス五輪のマラソン代表選考について、至近2大会と同様に代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」、およびその出場権獲得を目指した「MGCシリーズ」を開催することを発表した。 MGCは2020年東京五輪(コロナ禍の影響で1年延期)に向けて、19年に初開催。男女各2位までが即時内定し、3人目はその後のMGCファイナルチャレンジを経て決定する形式が取られていた。24年パリ五輪に向けてもそれは踏襲されている。 今回はMGCシリーズ内で「MGCファストパス設定記録」を突破した選手のうち、最速タイムの1名を2027年3月に内定する方式が追加された。同記録は男子が「2時間3分59秒」、女子が「2時間16分59秒」。男女の日本記録(男子2時間4分56秒、女子2時間18分59秒)を大幅に上回る記録が設定された。 記録の有効期間はMGCシリーズ2025-26、同2026-27で、MGCシリーズG1大会、世界選手権(25年東京、27年北京)、アジア大会、ワールドマラソンメジャーズ、世界陸連プラチナラベルレースでの記録が対象。ただし、まだ未発表のロス五輪参加標準記録を突破していることが条件となる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.21

【高校生FOCUS】男子400m・小澤耀平(城西高)広島インターハイを制覇!次に狙うはタイムで“師匠超え”

FOCUS! 高校生INTERVIEW 小澤耀平 Ozawa Yohei 城西3東京 広島インターハイからまもなく1ヵ月。男子400mを高校歴代8位タイの46秒38で制した小澤耀平選手(城西3東京)にフォーカスします。今 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―19年ドーハ―走高跳・バルシムが地元V 日本が男子競歩2種目で金独占 4継はアジア新で銅メダル

2025.08.21

【世界陸上プレイバック】―19年ドーハ―走高跳・バルシムが地元V 日本が男子競歩2種目で金独占 4継はアジア新で銅メダル

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 【大会結果】アジア投てき選手権(2025年8月21日~22日)

2025.08.21

【大会結果】アジア投てき選手権(2025年8月21日~22日)

【大会結果】アジア投てき選手権(2025年8月21日~22日/韓国・木浦) 男子 砲丸投 金 銀 銅 円盤投 金 吴南军(中国) 61m97 銀 阿卜杜艾尼・圖爾貢(中国) 61m61 銅 I.シャムフディン(マレーシア […]

NEWS 30歳ブレイクが100m9秒95、33歳ブラウン20秒27、カナダのベテランが好走!ジェームス400mV/北中米カリブ選手権

2025.08.21

30歳ブレイクが100m9秒95、33歳ブラウン20秒27、カナダのベテランが好走!ジェームス400mV/北中米カリブ選手権

8月15~17日、バハマで北中米カリブ(NACAC)選手権が開催され、男子ショートスプリントではカナダ勢がタイトルを独占。100mではJ.ブレイク(カナダ)が自己新の9秒95(+0.4)で、200mはA.ブラウン(カナダ […]

NEWS 女子800mはホジキンソン大会新 110mHティンチ今季DL4勝目 男子100mはセヴィル9秒87/DLローザンヌ

2025.08.21

女子800mはホジキンソン大会新 110mHティンチ今季DL4勝目 男子100mはセヴィル9秒87/DLローザンヌ

ダイヤモンドリーグ(DL)第13戦のアスレティッシマが8月20日、スイス・ローザンヌで開催され、女子800mではパリ五輪金メダリストのK.ホジキンソン(英国)が1分55秒69の大会新で優勝した。 ホジキンソンは現在23歳 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top