HOME 国内

2024.12.09

競歩・河添香織が現役引退 21年東京五輪代表、立命館宇治高時代にインターハイV
競歩・河添香織が現役引退 21年東京五輪代表、立命館宇治高時代にインターハイV

現役引退を発表した河添香織(写真は23年全日本実業団選手権)

女子競歩の河添香織(自衛隊体育学校)が自身のSNSで現役引退を発表した。

河添は京都府出身の29歳。大住中(京都)時代に中長距離に励み、全国都道府県女子駅伝では8区を務めて優勝メンバーに名を連ねた。名門・立命館宇治高に進み、1年目から競歩に挑戦。5000m競歩でインターハイ7位に食い込んだ。秋の全日本競歩高畠の高校5kmでは23分23秒で優勝。11月には当時高1最高となる23分03秒87をマークした。

広告の下にコンテンツが続きます

2年時のインターハイは失格の悔しさを味わったが、3年目のインターハイで悲願の優勝。卒業前に20kmに初挑戦した日本選手権は高校最高となる1時間35分39秒で7位入賞を果たした。

立命大では日本インカレのタイトルこそ届かなかったが、1年目にアジアジュニア選手権10000m競歩で優勝。日本選手権20km競歩でも健闘を重ねると、3年時に4位、4年時に2位となった。自己記録は当時学生歴代7位の1時間33分09秒、10000mでは同歴代7位の45分56秒89をマークした。

卒業後は自衛隊体育学校へ。世界競歩チーム選手権で代表入り。2020年の日本選手権20km競歩で2位。21年3月の全日本競歩能美大会を制し、同年の東京五輪にも出場して1時間39分31秒の40位だった。

今年4月からは所属先のサポートに回ることが多く、来年1月1日の元旦競歩を持って現役を引退するという。

広告の下にコンテンツが続きます
女子競歩の河添香織(自衛隊体育学校)が自身のSNSで現役引退を発表した。 河添は京都府出身の29歳。大住中(京都)時代に中長距離に励み、全国都道府県女子駅伝では8区を務めて優勝メンバーに名を連ねた。名門・立命館宇治高に進み、1年目から競歩に挑戦。5000m競歩でインターハイ7位に食い込んだ。秋の全日本競歩高畠の高校5kmでは23分23秒で優勝。11月には当時高1最高となる23分03秒87をマークした。 2年時のインターハイは失格の悔しさを味わったが、3年目のインターハイで悲願の優勝。卒業前に20kmに初挑戦した日本選手権は高校最高となる1時間35分39秒で7位入賞を果たした。 立命大では日本インカレのタイトルこそ届かなかったが、1年目にアジアジュニア選手権10000m競歩で優勝。日本選手権20km競歩でも健闘を重ねると、3年時に4位、4年時に2位となった。自己記録は当時学生歴代7位の1時間33分09秒、10000mでは同歴代7位の45分56秒89をマークした。 卒業後は自衛隊体育学校へ。世界競歩チーム選手権で代表入り。2020年の日本選手権20km競歩で2位。21年3月の全日本競歩能美大会を制し、同年の東京五輪にも出場して1時間39分31秒の40位だった。 今年4月からは所属先のサポートに回ることが多く、来年1月1日の元旦競歩を持って現役を引退するという。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」 年の瀬が迫り、その先には箱根駅伝が待 […]

NEWS 今季の最終決戦を制するのは青学大、駒大、國學院大、中大、早大!? 創価大、帝京大などの5強崩しなるか/箱根駅伝

2025.12.30

今季の最終決戦を制するのは青学大、駒大、國學院大、中大、早大!? 創価大、帝京大などの5強崩しなるか/箱根駅伝

第102回箱根駅伝は2026年1月2日に往路、3日に復路の全10区間217.1kmで行われる。 前回大会でシード権を獲得した10校と、予選会を突破した10校とオープン参加の関東学生連合チームを合わせた21チームが出場。今 […]

NEWS SUBARU・三浦龍司「ワクワクしてもらえるようなレースに」 GMO・吉田祐也「優勝を目指して」ロジスティード・平林清澄「自分の走りでチームに貢献」 各選手が意気込み/ニューイヤー駅伝

2025.12.30

SUBARU・三浦龍司「ワクワクしてもらえるようなレースに」 GMO・吉田祐也「優勝を目指して」ロジスティード・平林清澄「自分の走りでチームに貢献」 各選手が意気込み/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) 第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の記者会見が12月30日、スタート・フィニッシュ地点となる群馬県庁で行われた。 […]

NEWS 名城大が4位 主将・米澤「みんなのお陰でやりきれた」連覇狙った立命大は5位/富士山女子駅伝

2025.12.30

名城大が4位 主将・米澤「みんなのお陰でやりきれた」連覇狙った立命大は5位/富士山女子駅伝

◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ城西大が2時間22分36秒で初優勝を飾った。城西 […]

NEWS 2年ぶりV奪還へトヨタ自動車・鈴木芽吹「レース全体で自分の力を発揮」 2週間前に痛みも/ニューイヤー駅伝

2025.12.30

2年ぶりV奪還へトヨタ自動車・鈴木芽吹「レース全体で自分の力を発揮」 2週間前に痛みも/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) 元日に開催される全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の記者会見が12月30日、スタート・フィニッシュ地点となる群馬県庁で行 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top