2024.11.25
◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km)
クイーンズ駅伝が行われ、JP日本郵政グループが2時間13分54秒で4年ぶり4度目の優勝を飾った。
2014年に創部し、2年目に初出場。以来、今回で10年連続10回目の出場で、19年、20年の連覇のあとは4位、3位、2位と1つずつ順位を上げて女王の座奪還へと駆け上がった。
前回優勝の積水化学は2位。1区・田浦英理歌がトップ中継、2区・山本有真が2年連続区間新と一気に主導権を握ったが、3区以降が伸び悩む。終盤はJP日本郵政グループとの一騎打ちとなったが、アンカー勝負で敗れ、27秒差で目標の連覇を逃した。
3位はしまむらで、チーム初のトップスリー入りを果たすとともに14年(8位)以来10年ぶりのシード権を獲得した。2区でルーキー・山田桃愛が区間新(区間4位)、5区で鈴木杏奈が区間2位、アンカーの髙橋優菜も区間3位など、安定したタスキリレーで過去最高の7位(2005年)を大きく上回り、前回18位からジャンプアップした。
4位はパナソニック。今季限りで引退を表明している森田香織が区間7位で有終のフィニッシュを飾った。細田あいが5区区間賞で牽引したエディオンが5位を占め、2年ぶりのシード復帰。前回8位の岩谷産業が連続シードとなる6位に入った。
第一生命グループが7位に入り、資生堂が8位で連続シードを確保。予選会(プリンセス駅伝)をトップ通過したユニクロは8位から9秒差の9位で、10年ぶりシード権にあと一歩届かなかった。10位の天満屋、11位のダイハツは連続シードを逃している。
初出場の東京メトロは20位、ベアーズが23位でフィニッシュし、新たな歴史を刻んだ。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.03
-
2025.12.02
-
2025.12.02
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]
2025.12.04
世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く
世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025