HOME 国内、駅伝

2024.11.23

パリ五輪マラソン6位の第一生命グループ・鈴木優花 1区登録に「殻を破りたい」/クイーンズ駅伝前日会見
パリ五輪マラソン6位の第一生命グループ・鈴木優花 1区登録に「殻を破りたい」/クイーンズ駅伝前日会見

23年MGCで優勝を果たした鈴木優花

11月24日に開催される第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城2024)を前に、有力チームの選手たちが前日会見に臨んだ。

今夏のパリ五輪マラソンで6位入賞を果たした第一生命グループ・鈴木優花は、「マラソンと駅伝とは別競技ですが、入賞は駅伝に向けても弾みなった」と話し、駅伝へのトレーニングを進めるためチームに合流するなかで、「それぞれが目標に向かって淡々と練習に取り組んでいる姿を見て、みんなと一緒に頑張りたいという気持ちが強くなって今日を迎えました」と今の心境を語った。

明日のレースでは1区にエントリーされている鈴木。スピードが求められる区間だが、10月には五輪後初レースとして5000mで15分47秒80をマーク。五輪の疲労を取りつつ、駅伝にシフトしてきた。

エース区間の3区にはパリ五輪10000mの代表の小海遥が登録され、チームは前半充史のオーダーを組んだ。「クイーンズ駅伝という大舞台で、私が1区で(チームを)勢いづけられる走りができればいいですし、この先につながる1日にできたらと思っています」と意気込み、入社1年目の前々回は出場できず、前回も悔しい思いをしたというクイーンズ駅伝で「スピードがどこまで通用するかわかりませんが、この駅伝でもう一歩先、(自分の)殻を破りたいと思っています」と話した。

レースは宮城県松島町文化観光交流館前をスタート、仙台市陸上競技場(弘進ゴムアスリートパーク仙台)をフィニッシュとする6区間42.195kmで行われる。

スタートは12時15分。TBS系列で11時50分から生中継される。

広告の下にコンテンツが続きます
11月24日に開催される第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城2024)を前に、有力チームの選手たちが前日会見に臨んだ。 今夏のパリ五輪マラソンで6位入賞を果たした第一生命グループ・鈴木優花は、「マラソンと駅伝とは別競技ですが、入賞は駅伝に向けても弾みなった」と話し、駅伝へのトレーニングを進めるためチームに合流するなかで、「それぞれが目標に向かって淡々と練習に取り組んでいる姿を見て、みんなと一緒に頑張りたいという気持ちが強くなって今日を迎えました」と今の心境を語った。 明日のレースでは1区にエントリーされている鈴木。スピードが求められる区間だが、10月には五輪後初レースとして5000mで15分47秒80をマーク。五輪の疲労を取りつつ、駅伝にシフトしてきた。 エース区間の3区にはパリ五輪10000mの代表の小海遥が登録され、チームは前半充史のオーダーを組んだ。「クイーンズ駅伝という大舞台で、私が1区で(チームを)勢いづけられる走りができればいいですし、この先につながる1日にできたらと思っています」と意気込み、入社1年目の前々回は出場できず、前回も悔しい思いをしたというクイーンズ駅伝で「スピードがどこまで通用するかわかりませんが、この駅伝でもう一歩先、(自分の)殻を破りたいと思っています」と話した。 レースは宮城県松島町文化観光交流館前をスタート、仙台市陸上競技場(弘進ゴムアスリートパーク仙台)をフィニッシュとする6区間42.195kmで行われる。 スタートは12時15分。TBS系列で11時50分から生中継される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

NEWS 100mH寺田明日香 恩師の訃報に「熱意と愛情を少しでも次の世代へ引き継げるように」

2025.04.30

100mH寺田明日香 恩師の訃報に「熱意と愛情を少しでも次の世代へ引き継げるように」

福島千里や寺田明日香ら女子短距離を中心に数々の名選手を育成した中村宏之氏が4月29日に79歳で他界したことを受け、寺田が自身のSNSを更新して思いを綴った。 寺田は北海道・恵庭北高時代に中村氏の指導を受け、100mハード […]

NEWS 9月の東京世界陸上に都内の子どもを無料招待 引率含め40,000人 6月から応募スタート

2025.04.30

9月の東京世界陸上に都内の子どもを無料招待 引率含め40,000人 6月から応募スタート

東京都は今年9月に国立競技場をメイン会場として開かれる世界選手権に都内の子どもたちを無料招待すると発表した。 「臨場感あふれる会場での観戦を通じて、都内の子供たちにスポーツの素晴らしさや夢と希望を届ける」というのが目的。 […]

NEWS 新しい形の競技会「THE GAME」が9月14日 大阪・万博記念競技場で開催決定!

2025.04.30

新しい形の競技会「THE GAME」が9月14日 大阪・万博記念競技場で開催決定!

「陸上競技の魅力を最大限に引き出し、観客と選手の双方にとって忘れられない体験を」をコンセプトに、三重県で開催されてきた『THE GAME』。今年は会場を大阪府。万博記念競技場を移して、9月14日に行われることが決まった。 […]

NEWS 中村宏之氏が79歳で死去 福島千里、寺田明日香、伊藤佳奈恵ら女子短距離日本記録保持者を育成

2025.04.30

中村宏之氏が79歳で死去 福島千里、寺田明日香、伊藤佳奈恵ら女子短距離日本記録保持者を育成

女子短距離で数々のトップ選手を育成した北海道ハイテクアスリートクラブ前監督の中村宏之氏が4月29日に逝去した。享年79。 中村氏は1945年6月9日生まれ。北海道・札幌東高,日体大で三段跳、走幅跳選手として活躍し、卒業後 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top