2024.11.10
全国高校駅伝の出場権を懸けた三重県高校駅伝が11月10日、松阪市の三重高前を発着点としたコースで行われ、男子(7区間42.195km)は稲生が2時間9分08秒で23年ぶりに優勝。女子(5区間21.0975km)は鈴鹿が1時間14分07秒で3連覇を果たした。
稲生はオール2年生でメンバーを構成。首位と1秒差で中継所を飛び出した2区(3km)の田米香太郎が逆転する。続く3区(8.098km)で尾宮将馬が25分05秒、4区(8.097km)では岡野雄大が25分39秒と連続で区間賞を獲得してリードを広げた。5区で3連覇中の伊賀白鳳に29秒差にまで詰め寄られたものの、6区(5km)の稲垣瑛心が14分30秒の区間賞で突き放し、アンカーの馬塲颯星もそれ以上の追撃を許さず、2001年以来23年ぶり3回目の優勝を決めた。
伊賀白鳳が34秒差で2位。2区で茂手木英人(3年)が9分17秒で区間記録を11年ぶりに3秒更新した。
女子の鈴鹿は、1区がトップの稲生と1分02秒差の2位で発進。それでも、2区(4.0975km)の宮田莉子(1年)が14分42秒と区間1位の好走で勢いを作り、3区(3km)の山中千佳(3年)が9分48秒の区間賞を獲得して、稲生との差を縮めた。先頭と13秒差でスタートした4区(3km)の山田和花(3年)が序盤で稲生を逆転。その後はリードを広げ、最終5区(5km)の林里音(3年)も17分40秒で区間賞を獲得して、3年連続3回目の都大路出場を決めた。
2位の稲生は1時間15分29秒。1区の小川真生(2年)が20分38秒で区間賞に輝いている。
全国大会は12月22日、京都のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。今年から都道府県代表に加え、男女とも地区代表が出場する。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.05
-
2025.11.05
-
2025.11.05
-
2025.11.05
-
2025.11.05
-
2025.11.05
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
-
2025.11.02
-
2025.11.03
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.05
全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕
全国高校駅伝の出場権を懸けた都道府県高校駅伝が11月4日の埼玉をもってすべて終了し、都道府県代表がすべて出そろった。 昨年の全国大会は男子が佐久長聖、女子は長野東といずれも長野勢が優勝を遂げた。全国2連覇中の佐久長聖は県 […]
2025.11.05
神戸マラソンの招待選手発表 荒生実慧、平田幸四郎らがエントリー 21年パリ優勝のロティッチも参戦
11月5日、神戸マラソンの主催者は16日に開催される神戸マラソン2025の招待選手を発表した。 国内からは、8月末のシドニーで2時間7分42秒の6位に入った荒生実慧(NDソフト)がエントリー。前回大会で日本人トップの4位 […]
2025.11.05
日本陸連と広島テレビ放送が 「スポーツを通じて誰もが自分らしく活躍できる社会づくりに関する連携協力協定」を締結
11月5日、日本陸連は広島テレビ放送株式会と「スポーツを通じて誰もが自分らしく活躍できる社会づくりに関する連携協力協定」を結んだことを発表した。陸上競技を通じて人と人をつなぎ、すべての人が心身ともに健やかで、自分らしく生 […]
2025.11.05
仙台国際ハーフの来年大会の日程が決定 国内レースによる「ジャパンプレミアハーフシリーズ」
仙台国際ハーフマラソン大会実行委員会は、2026年大会の日程が5月10日に決まったと発表した。定員は10,000人とし、エントリーは11月18日から順次開始される。 国内主要ハーフマラソン6大会が連携する「ジャパンプレミ […]
2025.11.05
「アスリート・オブ・ザ・イヤー」最終候補にデュプランティス、ライルズら12人!
世界陸連(WA)はワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」の最終候補者を発表した。 トラック、フィールド、競技場外種目の各部門で、10月に発表された候補者の中から男女2選手ずつ […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望