HOME 国内

2024.11.01

吉田圭太が住友電工を退部 「充実した陸上人生を歩んでいきたい」競技は継続
吉田圭太が住友電工を退部 「充実した陸上人生を歩んでいきたい」競技は継続

24年セイコーGGPに出場した吉田圭太

住友電工は11月1日、吉田圭太の退部を発表した。

吉田は広島県出身の26歳。高屋中時代に全中3000mで5位、ジュニア五輪でも3000m2位と活躍。名門・世羅高では1年目から全国高校駅伝に出場し、チームの2連覇に貢献した。高3の国体少年A5000mでは、のちに住友電工でチームメイトとなる遠藤日向に次ぐ2位に入っている。

青学大進学後もトラック・ロード問わずチームの主軸として活躍。2020年の箱根駅伝では1区7位と好走し、総合優勝に貢献。トラックでは日本インカレ5000mで18年、19年と2年連続で日本人トップに輝いた。21年に住友電工に入社し、23年には世界クロカン日本代表に選出。今年はセイコーゴールデングランプリ5000mで自己ベストの13分25秒50をマークし、日本選手権5000mに初出場していた。

吉田は「入社し約3年半、住友電工で競技を続け自己記録を更新し、競技力を高めてきました。苦しい時も支えてくださった陸上競技部関係者のみなさん、ずっと温かい応援をして下さった部署の方々、応援して下さったみなさんには本当に感謝しています」と感謝を述べた。

今後も競技を続ける意向を示しており、「新たな挑戦に臨むにあたり、これまで以上に陸上競技に真摯に向きあい、後悔のない充実した陸上人生を歩んでいきたいと思います。また、いつも応援してくださる方々に成長した姿をお見せできるよう取り組んでいきます」とコメントしている。

住友電工は11月1日、吉田圭太の退部を発表した。 吉田は広島県出身の26歳。高屋中時代に全中3000mで5位、ジュニア五輪でも3000m2位と活躍。名門・世羅高では1年目から全国高校駅伝に出場し、チームの2連覇に貢献した。高3の国体少年A5000mでは、のちに住友電工でチームメイトとなる遠藤日向に次ぐ2位に入っている。 青学大進学後もトラック・ロード問わずチームの主軸として活躍。2020年の箱根駅伝では1区7位と好走し、総合優勝に貢献。トラックでは日本インカレ5000mで18年、19年と2年連続で日本人トップに輝いた。21年に住友電工に入社し、23年には世界クロカン日本代表に選出。今年はセイコーゴールデングランプリ5000mで自己ベストの13分25秒50をマークし、日本選手権5000mに初出場していた。 吉田は「入社し約3年半、住友電工で競技を続け自己記録を更新し、競技力を高めてきました。苦しい時も支えてくださった陸上競技部関係者のみなさん、ずっと温かい応援をして下さった部署の方々、応援して下さったみなさんには本当に感謝しています」と感謝を述べた。 今後も競技を続ける意向を示しており、「新たな挑戦に臨むにあたり、これまで以上に陸上競技に真摯に向きあい、後悔のない充実した陸上人生を歩んでいきたいと思います。また、いつも応援してくださる方々に成長した姿をお見せできるよう取り組んでいきます」とコメントしている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top