HOME 駅伝、大学

2024.11.01

青学大・太田蒼生がGMOインターネットグループに内定 「マラソンにチャレンジし、オリンピックでナンバー1の景色を見る」
青学大・太田蒼生がGMOインターネットグループに内定 「マラソンにチャレンジし、オリンピックでナンバー1の景色を見る」

24年箱根駅伝3区で区間賞を獲得した太田蒼生

【動画】内定式を終えてあいさつする太田蒼生

11月1日、GMOインターネットグループは来春に太田蒼生(青学大)が入社することを発表した。 太田は福岡県出身。中学時代には1500m、3000mで全国大会出場を果たすなど活躍。大牟田高では1年目から全国高校駅伝に出場し、3年時には1区を務め、チームの8位入賞に貢献している。 青学大では入学直後のU20日本選手権5000mで2位入賞。箱根駅伝は1年目から3区に抜擢され、区間2位と好走して2位から首位に立つと、その後チームは独走状態を築き優勝メンバーに名を連ねている。2年目はトラックシーズンこそ不振だったが、箱根は4区に出場して再び区間2位と力走した。 昨年度もシーズン序盤は調子を落としていたものの、全日本から駅伝に出場。3区を務めた箱根では21.4kmを日本人初の1時間切りとなる59分47秒の区間賞で駆け抜け、青学大V奪還の立役者に。さらに今季は関東インカレ(2部)ハーフマラソンで日本人トップの2位に入るなど、ロードでの強さを発揮し、青学大のエースとして全日本、箱根でも活躍が期待されている。 太田は内定にあたり、「ニューイヤー駅伝ではナンバー1を目指し、チームとしては総合優勝、個人としては区間賞を目標にして取り組んでいきたいと考えています。その優勝に貢献できるよう入社後も目標に向けて全力で頑張ります」とあいさつ。また、マラソン挑戦への意向を示し、「目標は世界最高峰の舞台であるオリンピックでナンバー1の景色を見ることです。これは陸上を始めてからずっと変わらず、その景色を見るために日々努力してまいりました。目標達成に向けて取り組んでいきますので何卒よろしくお願いいたします」と意気込みを語っている。 GMOインターネットグループは2016年に創部。ニューイヤー駅伝には過去5度出場し、今年1月の大会では8位入賞を果たしている。現在16人の選手が所属し、そのうち下田裕太、吉田祐也、岸本大紀ら7人が青学大OBとなっている。

【動画】内定式を終えてあいさつする太田蒼生

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.16

学法石川高コンビ快走 増子陽太5000m高校歴代3位の13分27秒26 栗村凌が歴代8位13分34秒38/日体大長距離競技会

男子5000m 高校歴代10傑をチェック! ●男子5000m 高校歴代10傑 13.22.99 吉岡大翔(佐久長聖3長野) 2022.11.13 13.25.59 鈴木琉胤(八千代松陰3+千葉) 2025. 3.29 1 […]

NEWS 東大阪大敬愛 久保凛で反撃し初Vで都大路 男子は西脇工が新妻兄弟で大逆転2連覇 須磨学園が地区代表/近畿高校駅伝

2025.11.16

東大阪大敬愛 久保凛で反撃し初Vで都大路 男子は西脇工が新妻兄弟で大逆転2連覇 須磨学園が地区代表/近畿高校駅伝

全国高校駅伝の地区代表出場権を懸けた近畿高校駅伝は11月16日、奈良県宇陀市近畿高校駅伝特設コースで行われ、男子(7区間42.195km)は西脇工(兵庫)が2時間6分41秒で2連覇、女子(5区間21.0975km)は東大 […]

NEWS 橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」

2025.11.16

橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」

【動画】子供たちの歓声が上がる日本代表のジャンプ! 男子走幅跳日本代表橋岡優輝(富士通)の陸上教室「HASHIOKA RUNNING ACADEMY FOR KIDS」が開催! 軸を意識した動きづくりをアドバイス!デモン […]

NEWS 鳥取城北2時間3分41秒の大会新 女子は倉敷4年ぶりV 地区代表は広島国際学院11年ぶり&世羅20年連続/中国高校駅伝

2025.11.16

鳥取城北2時間3分41秒の大会新 女子は倉敷4年ぶりV 地区代表は広島国際学院11年ぶり&世羅20年連続/中国高校駅伝

全国高校駅伝の地区代表出場権を懸けた中国高校駅伝は11月16日、広島県三次市のみよし運動公園陸上競技場を発着点するコースで行われ、男子(7区間42.195km)は鳥取城北(鳥取)が2時間3分41秒の大会新で制した。女子( […]

NEWS 熊橋弘将が2時間11分45秒で日本勢最高 女子は初マラソンの酒井心希が3位 MGC出場権獲得ならず/神戸マラソン

2025.11.16

熊橋弘将が2時間11分45秒で日本勢最高 女子は初マラソンの酒井心希が3位 MGC出場権獲得ならず/神戸マラソン

神戸マラソン2025が11月16日、兵庫・神戸市役所前をスタートし、明石市大蔵海岸付近を折り返して、神戸ハーバーランド(神戸ガス燈通り)をフィニッシュとする42.195kmで行われ、男子はエリシャ・ロティッチ(ケニア)が […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top