HOME 高校

2024.10.20

札幌山の手が男女V 男子は2時間5分14秒で6連覇、初出場の女子は逆転優勝 男女2位の東海大札幌、旭川龍谷も全国切符/北海道高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた北海道高校駅伝が10月20日、滝川市の滝川西高校前発着の特設駅伝コースで行われ、男子(7区間42.195km)、女子(5区間21.0975km)ともに札幌山の手が優勝を果たした。男子は2時間5分14秒で6年連続15回目の制覇。初出場した女子は1時間11分23秒で1位だった。また、いずれも2位だった男子の東海大札幌、女子の旭川龍谷も地区代表として都大路出場権を獲得した。

男子は札幌山の手の1区から圧巻の走りとなった。1区(10km)の林柚杏(2年)が29分26秒の区間賞で早くも抜け出すと、2区(3km)はインターハイ3000m障害2位のキプゲノ・ケネス(3年)も区間賞で独走態勢を築く。4区から7区も区間賞で後続を突き放し、2位に2分06秒差をつけた。全国大会は地区代表を含め6年連続16回目となる。

広告の下にコンテンツが続きます

東海大札幌は佐賀国スポ少年B3000m覇者の吉田星(1年)が1区で2位発進し、その順位を終始キープ。2時間7分20秒で、東海大四時代だった1997年以来、27年ぶり6回目の全国切符を手にした。

女子の今年度発足したチームが快走した。1区(6km)でインターハイ3000m9位の宇都宮桃奈(1年)が2位でつなぐと、2区(4.0975km)では石川蘭(3年)が区間賞で首位に浮上。3区(3km)に入った留学生のチェプテンゲニー・ニヴァ(1年)も9分13秒の区間賞で後続を突き放して、そのまま逃げ切った。

前回まで8連覇していた旭川龍谷は2位と敗れたものの、4区の金子心乃(1年)、5区の松原こころ(2年)が連続区間賞で追い上げて、札幌山の手から43秒差の1時間12分06秒。13年連続13回目の都大路出場を決めた。

全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

広告の下にコンテンツが続きます
全国高校駅伝の出場権を懸けた北海道高校駅伝が10月20日、滝川市の滝川西高校前発着の特設駅伝コースで行われ、男子(7区間42.195km)、女子(5区間21.0975km)ともに札幌山の手が優勝を果たした。男子は2時間5分14秒で6年連続15回目の制覇。初出場した女子は1時間11分23秒で1位だった。また、いずれも2位だった男子の東海大札幌、女子の旭川龍谷も地区代表として都大路出場権を獲得した。 男子は札幌山の手の1区から圧巻の走りとなった。1区(10km)の林柚杏(2年)が29分26秒の区間賞で早くも抜け出すと、2区(3km)はインターハイ3000m障害2位のキプゲノ・ケネス(3年)も区間賞で独走態勢を築く。4区から7区も区間賞で後続を突き放し、2位に2分06秒差をつけた。全国大会は地区代表を含め6年連続16回目となる。 東海大札幌は佐賀国スポ少年B3000m覇者の吉田星(1年)が1区で2位発進し、その順位を終始キープ。2時間7分20秒で、東海大四時代だった1997年以来、27年ぶり6回目の全国切符を手にした。 女子の今年度発足したチームが快走した。1区(6km)でインターハイ3000m9位の宇都宮桃奈(1年)が2位でつなぐと、2区(4.0975km)では石川蘭(3年)が区間賞で首位に浮上。3区(3km)に入った留学生のチェプテンゲニー・ニヴァ(1年)も9分13秒の区間賞で後続を突き放して、そのまま逃げ切った。 前回まで8連覇していた旭川龍谷は2位と敗れたものの、4区の金子心乃(1年)、5区の松原こころ(2年)が連続区間賞で追い上げて、札幌山の手から43秒差の1時間12分06秒。13年連続13回目の都大路出場を決めた。 全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.26

箱根駅伝Stories/創部111年の年で「1位」に挑む早大 強力な主軸擁し「間違いなく前回より強い」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 One早稲田のスローガンで 創部111年と「1」並びの年に、早大は「 […]

NEWS 瀬古利彦氏と渡辺康幸氏がトークショー!第102回箱根駅伝に向けて優勝は?見どころは?「5強」だけど「わからない」

2025.12.26

瀬古利彦氏と渡辺康幸氏がトークショー!第102回箱根駅伝に向けて優勝は?見どころは?「5強」だけど「わからない」

「第102回箱根駅伝見どころ先取り!スペシャルトークショー」が12月26日、新宿・京王百貨店のミズノ「第102回箱根駅伝オフィシャルグッズショップ」で行われ、瀬古利彦氏(DeNAアスレティックスエリートアドバイザー)と渡 […]

NEWS 宮古島大学駅伝に青学大、國學院大、中大など箱根出場の14校参加! ダイジェスト放送も実施予定

2025.12.26

宮古島大学駅伝に青学大、國學院大、中大など箱根出場の14校参加! ダイジェスト放送も実施予定

「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は12月26日、来年2月8日に実施する大会要項を発表した。 今回で6回目を迎える大会。前回発表よりも出場校が追加され、来年1月の箱根駅伝で3連覇を狙う青学大、宮古島で2 […]

NEWS 早稲田大学競走部がボディケアカンパニーのファイテンとサポート契約を締結

2025.12.26

早稲田大学競走部がボディケアカンパニーのファイテンとサポート契約を締結

ボディケアカンパニーのファイテン株式会社は12月25日、早稲田大学競走部とボディケアサポートを目的とするスポンサーシップ契約を締結したことを発表した。 早稲田大学競走部は1914年に創部し、2024年に創部110周年を迎 […]

NEWS 編集部コラム「令和7年の大会取材」

2025.12.26

編集部コラム「令和7年の大会取材」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top