2024.10.05
10月5日、岐阜県多治見市の星ケ台競技場で第25回中部実業団選手権が開催され、女子100mハードルでは大松由季(CDL)が12秒94(±0)の大会新で3連覇を達成した。
大松は広島県出身の28歳。高校、大学と全国大会での入賞経験はないものの、大学卒業後もトレーニングを続け、22年にブレイク。自己記録を13秒53から一気に13秒17へ縮めると、昨年の全日本実業団選手権では日本人6人目となる12秒台となる12秒97でタイトルを手にした。
今季は13秒0~2台を安定して出すと、6月の日本選手権では準決勝13秒02で初めて決勝に進み、自身初の4位入賞を果たしている。
レースでは12秒台のベストを持つ中島ひとみ(長谷川体育施設)、清山ちさと(いちご)も出場したがこれを寄せつけず。表彰式後のインタビューでは「自己記録を出せると思わなかったので、よかったです」とコメントした。また、100mも11秒73(+1.2)と前回大会で出したベストを0.22秒も上回る快走で2冠を達成した。
このほかの種目では、男子10000mで吉居大和(トヨタ自動車)が自身初の28分切りとなる27分58秒79で日本人トップの総合4位と健闘。男子円盤投では湯上剛輝(トヨタ自動車)が57m11で優勝を飾った。
女子100mH日本歴代10傑
12.69 1.2 福部 真子(日本建設工業) 2024. 7.20 12.83 1.9 田中 佑美(富士通) 2024. 9.23 12.86 -0.2 青木 益未(七十七銀行) 2022. 4.10 12.86 0.7 寺田明日香(ジャパンクリエイト) 2023. 5. 7 12.97 2.0 大松 由季(CDL) 2024.10. 5 12.96 0.4 清山ちさと(いちご) 2023. 5.21 12.99 1.9 中島ひとみ(長谷川体育施設) 2024. 9.23 13.00 0.7 金沢イボンヌ(佐田建設) 2000. 7.16 13.00 1.5 鈴木 美帆(長谷川体育施設) 2021. 6. 6 13.00 1.9 紫村 仁美(リタジャパン) 2024. 6. 2RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.01
-
2025.12.01
-
2025.12.01
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.29
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.02
約137gの超軽量ながら3D形状のカーボンプレート搭載、ミズノのスピードレーシングシューズ「HYPERWARP」が発売!
ミズノは12月2日、3D形状のフルレングスカーボンプレートを搭載したスピードランナー向けの新レーシングシューズ「HYPERWARP」シリーズを12月19日に全国のミズノランニング品取扱店で発売することを発表した。 近年の […]
2025.12.01
サニブラウンが熱血アドバイス「成功し続けて最終的にトップに残る人はほとんどいない」失敗と挑戦のススメ
日本陸連は12月1日、第12期ダイヤモンドアスリート・ダイヤモンドアスリートNextageの認定式を開いた。 同プログラムは東京五輪に向けた中長期的なエリートアスリートの国際人としての育成を目的に2014年にスタート。こ […]
2025.12.01
高1の松下碩斗と後藤大樹がダイヤモンドアスリートNextage新規認定「小さな目標からステップアップ」
日本陸連は12月1日、第12期ダイヤモンドアスリート・ダイヤモンドアスリートNextageの認定式を開いた。 ダイヤモンドアスリートは東京五輪に向けた中長期的なエリートアスリートの国際人としての育成を目的に2014年にス […]
2025.12.01
110mH古賀ジェレミーがDA認定「覚悟が強くなった」世界級の国内シニアに挑戦へ
日本陸連は12月1日、第12期ダイヤモンドアスリート・ダイヤモンドアスリートNextageの認定式を開いた。 ダイヤモンドアスリートは東京五輪に向けた中長期的なエリートアスリートの国際人としての育成を目的に2014年にス […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025