2024.10.02
パリ五輪男子マラソン代表の大迫傑(ナイキ)が2日、横浜市内で金製品の製造などを行う「SGC」とゴールドスポンサー契約を結び、新ユニフォームを発表した。サインした純金の契約書を手に「(ゴールドは)一番目標にしているもの。僕にとってゴールドは特別なものであることは変わらないと思います」と語った。
2大会連続でマラソンに出場したパリ五輪は13位だった大迫。今年で33歳となったが、4年後ロサンゼルス五輪を目指す意向を示しており「マラソンでいうと、成熟期は30代序盤か中盤。最近は特に伸びているので、ここからが勝負だと気を引き締めて頑張らないといけない」と強調する。
今後は練習拠点を米国・フラッグスタッフからコロラド州へと移す計画。「自分自身が集中できる環境であることは間違いないですし、いろんな選手が来やすいと思うので」とし、まだ決まってはいないが「いかにして後輩たちに伝えていくか、という意味でサポートできたらいいと思います」と話した。
今後は12月のホノルルマラソンに練習の一環での出場を予定する。来年9月に東京で開かれる世界選手権への意欲を問われると、「選考方法を分かっていなくて」と周囲を笑わせる場面も。「自国開催なのでそういう気持ちもありますけど。長い目で見てトレーニングしていかないといけないと思います」と明言は避けた。
イベントでは新たなユニフォームも披露し、「僕自身ゴールドに対してあこがれがある。マラソンはまだ1回も優勝したことがなくて、金メダルを取りたいという気持ちは改めて感じますね」と意欲を語った。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.07.06
世界陸上新規内定は6人 山崎一彦強化委員長「見応えある勝負があった」/日本選手権
-
2025.07.06
-
2025.07.06
-
2025.07.05
-
2025.07.02
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
-
2025.06.17
-
2025.06.23
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.07
鵜澤飛羽が自己タイの20秒12で3連覇「東京世界選手権は男子200mの決勝を走りたい!」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 3日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子200mは鵜澤飛羽(JAL)が3連覇を達成。2大会連続の世界選手権代表に内定した。 広告の下に […]
2025.07.06
世界陸上新規内定は6人 山崎一彦強化委員長「見応えある勝負があった」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が3日間にわたって行われた。 広告の下にコンテンツが続きます 今大会で東京世界選手権の新規内定者は、男子200mの鵜 […]
2025.07.06
100mH福部真子は膝の痛み乗り越え3位死守 準決勝12秒75で「欲が出ました」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 3日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子100mハードルは田中佑美(富士通)が12秒86(-0.4)で初優勝を飾った。 広告の下にコン […]
2025.07.06
100mH・田中佑美「本当に集中していた」悲願の初優勝に「不安を乗り越えられた」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 3日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子100mハードルは田中佑美(富士通)が12秒86(-0.4)で大会初優勝を飾った。 広告の下に […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会