HOME 国内

2024.09.29

女子やり投60m対決は武本紗栄が上田百寧抑える「やっぱり負けたくない」/ACC新潟
女子やり投60m対決は武本紗栄が上田百寧抑える「やっぱり負けたくない」/ACC新潟

上田百寧と武本紗栄(24年アスレチックスチャレンジカップ)

◇Yogibo Athletics Challenge Cup 2024(9月28、29日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)2日目

日本グランプリシリーズG1のアスレチックスチャレンジカップの2日目に行われた女子やり投は武本紗栄(Team SSP)が60m40を投げて優勝した。

オレゴン世界選手権ファイナリストの武本。1回目は55m34、2回目も右に外れてファウルとなり、「修正したくて短助走に切り替えました」と、保持走を短くした3回目に60m40をスローした。

広告の下にコンテンツが続きます

これには「助走が短いと右脚を着いた時の頭の位置や角度などが意識できる。上半身のパワーもついたし、やりたいことができました」と自力成長を感じている。その後も「アベレージもまずまず」と60m近くをそろえて及第点を与えていた。

同学年の上田百寧(ゼンリン)も6回目に60m24を投げたが届かず、“60m対決”を制し、「パリに行けなかったので、やっぱり負けたくないと思って後半シーズンに臨んでいます」。次戦は所属先にとって“大一番”となる佐賀国スポ。来季に向けて自己ベスト(62m39)更新に照準を合わせた。

パリ五輪ファイナルに進んでいる上田は「全日本実業団対抗選手権が終わってから気持ちを入れられました」と“試合モード”にスイッチオン。大会前最後の投てき練習も調子が良かったようで「行けるだろう」と臨んだが、「助走はすごく良かったのですが(腕を)振りに行ってしまい、上に吹かすような投げになった」と反省する。佐賀国スポでは「勝って終わりたい」と気合を入れていた。

◇Yogibo Athletics Challenge Cup 2024(9月28、29日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)2日目 日本グランプリシリーズG1のアスレチックスチャレンジカップの2日目に行われた女子やり投は武本紗栄(Team SSP)が60m40を投げて優勝した。 オレゴン世界選手権ファイナリストの武本。1回目は55m34、2回目も右に外れてファウルとなり、「修正したくて短助走に切り替えました」と、保持走を短くした3回目に60m40をスローした。 これには「助走が短いと右脚を着いた時の頭の位置や角度などが意識できる。上半身のパワーもついたし、やりたいことができました」と自力成長を感じている。その後も「アベレージもまずまず」と60m近くをそろえて及第点を与えていた。 同学年の上田百寧(ゼンリン)も6回目に60m24を投げたが届かず、“60m対決”を制し、「パリに行けなかったので、やっぱり負けたくないと思って後半シーズンに臨んでいます」。次戦は所属先にとって“大一番”となる佐賀国スポ。来季に向けて自己ベスト(62m39)更新に照準を合わせた。 パリ五輪ファイナルに進んでいる上田は「全日本実業団対抗選手権が終わってから気持ちを入れられました」と“試合モード”にスイッチオン。大会前最後の投てき練習も調子が良かったようで「行けるだろう」と臨んだが、「助走はすごく良かったのですが(腕を)振りに行ってしまい、上に吹かすような投げになった」と反省する。佐賀国スポでは「勝って終わりたい」と気合を入れていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.13

ロス五輪のスケジュールが発表! 初日に女子100m決勝を実施 6日目午前に男子3000m障害決勝と女子やり投予選 フィナーレは男子マラソン

11月12日、2028年ロサンゼルス五輪の実行委員会は、全競技の実施日程を発表し、陸上競技についても各種目のラウンドスケジュールが明らかになった。 ロサンゼルス大会では、陸上競技を開幕週に実施することがすでに昨年の時点で […]

NEWS 月刊陸上競技2025年12月号

2025.11.12

月刊陸上競技2025年12月号

Contents EKIDEN REVIEW 全日本大学駅伝 駒大 最多V17! 王者の帰還。 追跡 藤田敦史監督が語る「勝つべくして勝った試合」 中大、青学大がトップスリー 学生駅伝Close-up 國學院大 出雲V2 […]

NEWS 日本陸連アスレティックスアワード 新人賞に古賀ジェレミー、清水空跳、坂ちはる、小林香菜の4人が選出

2025.11.12

日本陸連アスレティックスアワード 新人賞に古賀ジェレミー、清水空跳、坂ちはる、小林香菜の4人が選出

日本陸連は年間表彰式となるアスレティックス・アワード2025の受賞者一覧を発表した。 「2025年の活躍が顕著であり、将来が期待される競技者」に与えられる新人賞には日本陸連、東京運動記者クラブからそれぞれ男女1名ずつ、計 […]

NEWS 日本陸連アワード優秀選手賞に勝木隼人、藤井菜々子、村竹ラシッド、山西利和がノミネート!11/29にMVP発表

2025.11.12

日本陸連アワード優秀選手賞に勝木隼人、藤井菜々子、村竹ラシッド、山西利和がノミネート!11/29にMVP発表

日本陸連は年間表彰式となるアスレティックス・アワード2025の受賞者一覧を発表した。 「2025年において優秀な成績を収めた競技者」を表彰する優秀選手賞にノミネートしたのは、男子35km競歩の勝木隼人(自衛隊体育学校)、 […]

NEWS ホノルルマラソンに堀尾謙介、神野大地がエントリー ソウル五輪代表・浅井えり子さんも出場

2025.11.12

ホノルルマラソンに堀尾謙介、神野大地がエントリー ソウル五輪代表・浅井えり子さんも出場

11月12日、ホノルルマラソンの事務局は、12月14に日に開催される「JALホノルルマラソン2025」に堀尾謙介と神野大地(ともにM&Aベストパートナーズ)がエントリーしたことを発表した。 堀尾は22年の東京で […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top