HOME 海外

2024.09.16

インゲブリグトセンにハーフマラソンの洗礼「信じられないほど長かった」/コペンハーゲンハーフ
インゲブリグトセンにハーフマラソンの洗礼「信じられないほど長かった」/コペンハーゲンハーフ

24年DLファイナル1500mで優勝したインゲブリグトセン

9月15日にWAゴールドラベルのコペンハーゲンハーフマラソンがデンマークで開催され、男子は世界ロード選手権ハーフマラソン金メダリストのS.サウェ(ケニア)が58分05秒で、女子は19年ドーハ世界選手権5000m銀メダルのM.C.キプケンボイ(ケニア)が1時間5分11秒で優勝した。

また、男子には5000mパリ金メダルのJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が出場。ダイヤモンドリーグ(DL)ファイナル(1500mで優勝)から約36時間後のこのレースでこの種目に初挑戦した。10kmまでは先頭集団を引っ張り、27分27分で通過したが、後にあきらめたかのように立ち止まる。その後、再び走り始めたものの、15kmで再び歩き始めるなどペースを落として1時間3分13秒で34位でフィニッシュ。フィニッシュ後は路面に大の字となり疲れ果てた様子を見せた。

インゲブリグトセンはレース後のインタビューで、「死にそうになるまで走っては止まりの繰り返しだった。ハーフマラソンを走り切るには良い方法ではなかった」と苦笑いしながら答えると、「フィニッシュまでは信じられないほど長かったが、応援のおかげで走り切れた。完走できたことはうれしい」と語った。

広告の下にコンテンツが続きます

また、同日には豪州で世界陸連(WA)プラチナラベルのシドニーマラソンが開催され、男子はB.ミソイ(ケニア)が2時間6分17秒で、女子はW.エデサ(エチオピア)が2時間21分40秒で優勝し、いずれもコースレコードを更新した。

9月15日にWAゴールドラベルのコペンハーゲンハーフマラソンがデンマークで開催され、男子は世界ロード選手権ハーフマラソン金メダリストのS.サウェ(ケニア)が58分05秒で、女子は19年ドーハ世界選手権5000m銀メダルのM.C.キプケンボイ(ケニア)が1時間5分11秒で優勝した。 また、男子には5000mパリ金メダルのJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が出場。ダイヤモンドリーグ(DL)ファイナル(1500mで優勝)から約36時間後のこのレースでこの種目に初挑戦した。10kmまでは先頭集団を引っ張り、27分27分で通過したが、後にあきらめたかのように立ち止まる。その後、再び走り始めたものの、15kmで再び歩き始めるなどペースを落として1時間3分13秒で34位でフィニッシュ。フィニッシュ後は路面に大の字となり疲れ果てた様子を見せた。 インゲブリグトセンはレース後のインタビューで、「死にそうになるまで走っては止まりの繰り返しだった。ハーフマラソンを走り切るには良い方法ではなかった」と苦笑いしながら答えると、「フィニッシュまでは信じられないほど長かったが、応援のおかげで走り切れた。完走できたことはうれしい」と語った。 また、同日には豪州で世界陸連(WA)プラチナラベルのシドニーマラソンが開催され、男子はB.ミソイ(ケニア)が2時間6分17秒で、女子はW.エデサ(エチオピア)が2時間21分40秒で優勝し、いずれもコースレコードを更新した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.05

仙台国際ハーフの来年大会の日程が決定 国内レースによる「ジャパンプレミアハーフシリーズ」

仙台国際ハーフマラソン大会実行委員会は、2026年大会の日程が5月10日に決まったと発表した。定員は10,000人とし、エントリーは11月18日から順次開始される。 国内主要ハーフマラソン6大会が連携する「ジャパンプレミ […]

NEWS 「アスリート・オブ・ザ・イヤー」最終候補にデュプランティス、ライルズら12人!

2025.11.05

「アスリート・オブ・ザ・イヤー」最終候補にデュプランティス、ライルズら12人!

世界陸連(WA)はワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」の最終候補者を発表した。 トラック、フィールド、競技場外種目の各部門で、10月に発表された候補者の中から男女2選手ずつ […]

NEWS キヤノンAC九州の中村日菜多が退部「最後まであきらめずに頑張れた」高校時代から駅伝で活躍

2025.11.05

キヤノンAC九州の中村日菜多が退部「最後まであきらめずに頑張れた」高校時代から駅伝で活躍

キヤノンAC九州は10月末で中村日菜多の退部を発表した。 中村は熊本県出身の21歳。ルーテル学院高ではトラックでインターハイこそ届かなかったものの、3000mで9分38秒80を持ち、3年時に全国高校駅伝に出場して5区を務 […]

NEWS エディオン・古木愛莉が10月末で退部・退社 ルーテル学院高時代に全国高校駅伝1区5位

2025.11.05

エディオン・古木愛莉が10月末で退部・退社 ルーテル学院高時代に全国高校駅伝1区5位

エディオン女子陸上競技部は11月4日、古木愛莉の退部、退社を発表した。 古木は熊本・ルーテル学院高出身で、今年4月に入社。昨年のインターハイ3000mで13位と力走し、2年時には全国高校駅伝の1区で5位の活躍を見せている […]

NEWS 26年WA室内ツアーの日程が発表 ゴールドは欧州中心に8大会を実施

2025.11.05

26年WA室内ツアーの日程が発表 ゴールドは欧州中心に8大会を実施

世界陸連(WA)は11月3日、26年のWA室内ツアーの日程を発表した。12月から3月にかけて約80大会が開催される。 ツアーでは大会の規模により、ゴールド、シルバー、ブロンズ、チャレンジャーと4つのカテゴリーに分類。ゴー […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top