HOME 国内、海外、五輪

2024.08.07

超高速の男子1500mは23歳ホッカーが五輪新3分27秒65で制す!2冠狙ったインゲブリグトセンは4位/パリ五輪
超高速の男子1500mは23歳ホッカーが五輪新3分27秒65で制す!2冠狙ったインゲブリグトセンは4位/パリ五輪

パリ五輪男子1500mはホッカー(米国、右から2人目)が優勝

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)6日目

パリ五輪・陸上競技6日目のイブニングセッションが行われ、男子1500mはコール・ホッカー(米国)が3分27秒65の五輪新、世界歴代7位で初の金メダルに輝いた。

広告の下にコンテンツが続きます

2位は昨年のブダペスト世界選手権王者のジョシュ・カー(英国)で自国新の3分27秒79、3位はヤレド・ヌグセ(米国)が自己新の3分27秒80と、世界歴代8位、9位で続き、連覇を狙ったヤコブ・インゲブリグトセン(ノルウェー)は3分28秒24で4位にとどまった。

100m過ぎからインゲブリグトセンが敢然と先頭に立つ展開。ここ2年の世界選手権はいずれもラスト勝負に敗れて2位に甘んじており、念願の1500m、5000m2冠に向けて、ハイペースからライバルたちを圧倒する戦略に出た。

最初の400mを54秒9で入り、800m通過は1分51秒5とやや抑える。そして、そこからペースを上げて、やや抜け出す場面を作った。だが、前回2位のティモシー・チェルイヨット(ケニア)、カーなどが差を詰め、再び集団に。

1200mを2分47秒3で通過し、再びインゲブリグトセンがスパート。そこに、カーがすぐさま対応し、集団半ばからホッカー、ヌグセも追い上げる。

勝負のラスト100m。インゲブリグトセンのギアが上がらず、外側からカーが並びかける。さらに内側からホッカーが仕掛け、左右からかわされたインゲブリグトセンが後退。さらにカーの外側からヌグセが追い上げた。そして、最後に抜け出したのがホッカーだった。

前回6位、ブダペスト世界選手権7位と2度の世界大会入賞経験があり、今年3月の世界室内では銀メダルを獲得した23歳の全米王者。これまで3分30秒を切ったことはなかったが、五輪の大舞台で一気に世界歴代10傑入りの激走を見せて、世界の頂点をつかみ取った。

インゲブリグトセンは前回の東京は1500mを制したものの、5000mは2位。世界選手権は2大会続けて5000mに快勝しながら、1500mはいずれも2位に甘んじてきた。冬季はアキレス腱を痛めて室内シーズンを回避したが、屋外シーズンに入って欧州選手権2冠など復調ぶりをアピールしていたが、夢はまたも潰えた。

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)6日目 パリ五輪・陸上競技6日目のイブニングセッションが行われ、男子1500mはコール・ホッカー(米国)が3分27秒65の五輪新、世界歴代7位で初の金メダルに輝いた。 2位は昨年のブダペスト世界選手権王者のジョシュ・カー(英国)で自国新の3分27秒79、3位はヤレド・ヌグセ(米国)が自己新の3分27秒80と、世界歴代8位、9位で続き、連覇を狙ったヤコブ・インゲブリグトセン(ノルウェー)は3分28秒24で4位にとどまった。 100m過ぎからインゲブリグトセンが敢然と先頭に立つ展開。ここ2年の世界選手権はいずれもラスト勝負に敗れて2位に甘んじており、念願の1500m、5000m2冠に向けて、ハイペースからライバルたちを圧倒する戦略に出た。 最初の400mを54秒9で入り、800m通過は1分51秒5とやや抑える。そして、そこからペースを上げて、やや抜け出す場面を作った。だが、前回2位のティモシー・チェルイヨット(ケニア)、カーなどが差を詰め、再び集団に。 1200mを2分47秒3で通過し、再びインゲブリグトセンがスパート。そこに、カーがすぐさま対応し、集団半ばからホッカー、ヌグセも追い上げる。 勝負のラスト100m。インゲブリグトセンのギアが上がらず、外側からカーが並びかける。さらに内側からホッカーが仕掛け、左右からかわされたインゲブリグトセンが後退。さらにカーの外側からヌグセが追い上げた。そして、最後に抜け出したのがホッカーだった。 前回6位、ブダペスト世界選手権7位と2度の世界大会入賞経験があり、今年3月の世界室内では銀メダルを獲得した23歳の全米王者。これまで3分30秒を切ったことはなかったが、五輪の大舞台で一気に世界歴代10傑入りの激走を見せて、世界の頂点をつかみ取った。 インゲブリグトセンは前回の東京は1500mを制したものの、5000mは2位。世界選手権は2大会続けて5000mに快勝しながら、1500mはいずれも2位に甘んじてきた。冬季はアキレス腱を痛めて室内シーズンを回避したが、屋外シーズンに入って欧州選手権2冠など復調ぶりをアピールしていたが、夢はまたも潰えた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.02.13

ドルーリー朱瑛里が1500mで優勝 25年ベストを上回る4分18秒28 植松康太が200m4位/WA室内ツアー

WA室内ツアー・チャレンジャーの「インドア・スパイク」が2月12日、チェコのオストラヴァで行われ、女子ショート1500mでドルーリー朱瑛里(津山高3岡山)が4分18秒28で優勝を飾った。 ドルーリーは1月末にもフランスの […]

NEWS 円盤投日本記録保持者・郡菜々佳がニコニコのりに移籍 アジア大会出場を掲げ「しっかり戦い抜きたい」

2026.02.12

円盤投日本記録保持者・郡菜々佳がニコニコのりに移籍 アジア大会出場を掲げ「しっかり戦い抜きたい」

ニコニコのり陸上部のSNSが2月12日に更新され、1月31日付でサトウ食品新潟アルビレックスRCを退団した女子円盤投の日本記録保持者・郡菜々佳が同部に所属したことを発表した。 28歳で大阪府出身の郡。東大阪大敬愛高時代は […]

NEWS 田中希実の初著書「希わくばの詩」を3月に発売 2025年の東京世界陸上までの253日間を綴ったノンフィクション

2026.02.12

田中希実の初著書「希わくばの詩」を3月に発売 2025年の東京世界陸上までの253日間を綴ったノンフィクション

世界文化社は、パリ五輪、東京世界選手権代表の田中希実(New Balance)による初めての著書「希わくばの詩(ねがわくばのうた)」を、3月26日から発売することを発表した。 田中は世界トップクラスの大会で戦い続ける一方 […]

NEWS 設楽啓太、ニクソン・レシアらが3月末で西鉄を退部

2026.02.12

設楽啓太、ニクソン・レシアらが3月末で西鉄を退部

西鉄は2月12日、陸上部に所属する設楽啓太、ニクソン・レシア、和田照也、吉冨裕太の4人が3月末をもって退部することを発表した。 34歳の設楽は、埼玉・男衾中、武蔵越生高、東洋大出身。双子の弟・悠太とともに活躍し、学生時代 […]

NEWS 青学大・黒田朝日ら4年生4人が高知龍馬マラソンでペースメーカー! 2023、24年は合宿の一環で出場

2026.02.12

青学大・黒田朝日ら4年生4人が高知龍馬マラソンでペースメーカー! 2023、24年は合宿の一環で出場

高知龍馬マラソンは2月15日、高知県庁前をスタートして春野総合運動公園陸上競技場にフィニッシュするコースで行われ、1月の箱根駅伝で3年連続9回目の総合優勝を果たした青学大の4年生4人がペースメーカーを務める。 青学大は5 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年2月号 (1月14日発売)

2026年2月号 (1月14日発売)

EKIDEN Review
第102回箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
全国高校駅伝
全国中学校駅伝
富士山女子駅伝

page top