HOME 国内、日本代表

2024.07.21

110mH泉谷駿介が五輪へ弾みの13秒10!パリ決勝で「今までやってきたことを信じてやりたい」/トワイライト・ゲームス
110mH泉谷駿介が五輪へ弾みの13秒10!パリ決勝で「今までやってきたことを信じてやりたい」/トワイライト・ゲームス

トワイライトゲームスに出場し13秒10をマークした泉谷駿介(住友電工)

◇第19回トワイライト・ゲームス(7月21日/東京・AGFフィールド)

トワイライト・ゲームスの男子110mハードルに、日本記録保持者でパリ五輪代表の泉谷駿介(住友電工)が出場し、シーズンベストとなる13秒10(+1.2)をマークして貫禄勝ちを収めた。

今季は春先にパリ五輪代表に早期内定していたため、ダイヤモンドリーグ(DL)に絞ってレースに出場。今回は「自信を持ってオリンピックに臨めるように」と、急きょレーンが空いていたために出場に至り、「多くの方に協力していただいて感謝したいです」と言う。

広告の下にコンテンツが続きます

昨年の日本選手権以来の国内での110mハードルということもあり、「楽しく自分らしいレースができました」とホッと胸をなで下ろす。内容的には「スタートで少しビルドアップのような感じになってしまった」と言い、「欲を言えば13秒0台が出れば良かったですが」を振り返る。

DL転戦してきたことで「海外勢に合わせたレースプランを組めたり、知っている人ばかりになって(海外が)アットホームに感じられたりした」と収穫もあった反面、「レースの難易度が高くて、自分の思うようなレースをしにくい」部分もあった。もちろん、世界トップクラスのアスリートの証だが、そうしたこともあり、パリ五輪前に弾みをつけた格好だ。

昨年以上にスプリントや出力が上がったことで、「インターバルが刻めない」といい、「毎回、走幅跳をしているようで、ここより越えちゃいけない、というところで跳べないとクラッシュしてしまう」。そこさえクリアできれば、自ずと大きな記録もついてくる。

広告の下にコンテンツが続きます

2度目の五輪。「当たり前のように決勝に行きたい。決勝に行ったら、メダルを取りたいですがレベルもすごく高くなっているので難しいところもある。ただ、そうした中で勝負してメダルを取れたら自信になると思います。今までやってきたことを信じて臨みます」。

1年ぶりの“ホーム”でシーズンベストを歴史を切り開き続けてきたハードラーがパリの舞台でも躍動する。

◇第19回トワイライト・ゲームス(7月21日/東京・AGFフィールド) トワイライト・ゲームスの男子110mハードルに、日本記録保持者でパリ五輪代表の泉谷駿介(住友電工)が出場し、シーズンベストとなる13秒10(+1.2)をマークして貫禄勝ちを収めた。 今季は春先にパリ五輪代表に早期内定していたため、ダイヤモンドリーグ(DL)に絞ってレースに出場。今回は「自信を持ってオリンピックに臨めるように」と、急きょレーンが空いていたために出場に至り、「多くの方に協力していただいて感謝したいです」と言う。 昨年の日本選手権以来の国内での110mハードルということもあり、「楽しく自分らしいレースができました」とホッと胸をなで下ろす。内容的には「スタートで少しビルドアップのような感じになってしまった」と言い、「欲を言えば13秒0台が出れば良かったですが」を振り返る。 DL転戦してきたことで「海外勢に合わせたレースプランを組めたり、知っている人ばかりになって(海外が)アットホームに感じられたりした」と収穫もあった反面、「レースの難易度が高くて、自分の思うようなレースをしにくい」部分もあった。もちろん、世界トップクラスのアスリートの証だが、そうしたこともあり、パリ五輪前に弾みをつけた格好だ。 昨年以上にスプリントや出力が上がったことで、「インターバルが刻めない」といい、「毎回、走幅跳をしているようで、ここより越えちゃいけない、というところで跳べないとクラッシュしてしまう」。そこさえクリアできれば、自ずと大きな記録もついてくる。 2度目の五輪。「当たり前のように決勝に行きたい。決勝に行ったら、メダルを取りたいですがレベルもすごく高くなっているので難しいところもある。ただ、そうした中で勝負してメダルを取れたら自信になると思います。今までやってきたことを信じて臨みます」。 1年ぶりの“ホーム”でシーズンベストを歴史を切り開き続けてきたハードラーがパリの舞台でも躍動する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.22

高校駅伝都道府県大会が第2週目突入!明日23日の福島から9県で開催 宮城、千葉らハイレベルの熱戦

10月に入って全国高校駅伝(12月21日/京都)出場を懸けた高校駅伝都道府県大会が行われている。 今週は週末にかけて、東北、関東を中心に9県で開催される。 23日には福島県大会が行われ、学法石川を中心にハイレベルの争いと […]

NEWS 関西実業団対抗駅伝に住友電工・遠藤日向、SGホールディングス・近藤幸太郎、NTT西日本・服部弾馬らがエントリー!

2025.10.22

関西実業団対抗駅伝に住友電工・遠藤日向、SGホールディングス・近藤幸太郎、NTT西日本・服部弾馬らがエントリー!

来年元日に行われる全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選を兼ねた第68回関西実業団対抗駅伝(11月9日/和歌山)のエントリーが、10月22日に関西実業団連盟から発表された。 前回と同じ13チームがエントリー。各チ […]

NEWS 米国陸連が国内ツアーを創設 無秩序な競技会開催を抑制し、スポンサー拡大を目指す

2025.10.22

米国陸連が国内ツアーを創設 無秩序な競技会開催を抑制し、スポンサー拡大を目指す

米国陸連(USATF)は10月20日、米国陸連主催のUSATFツアーを新設することを発表した。 ツアーは2026年から実施予定で、現在は既存大会および新設大会を対象に参入申請を受け付けている。陸連はツアー化によって大会日 […]

NEWS 【プレゼント】保温性に優れたZAMSTの「アームスリーブWARM EDITION」/11月号

2025.10.21

【プレゼント】保温性に優れたZAMSTの「アームスリーブWARM EDITION」/11月号

世界と戦うトップアスリートも愛用するサポート・ケア製品ブランド「ZAMST(ザムスト)」を展開する日本シグマックス株式会社。 同社から発売中の寒い時期でも快適にスポーツを行うことができるよう保温性に優れ、手首から上腕にか […]

NEWS 東京世界陸上サブトラックからの選手輸送「遅延ゼロ」分単位で計画「円滑に進められた」

2025.10.21

東京世界陸上サブトラックからの選手輸送「遅延ゼロ」分単位で計画「円滑に進められた」

公益財団法人東京2025世界陸上財団は10月21日、第31回理事会を開き、大会の開催結果について報告したあと、報道陣への記者ブリーフィングを開いた。 9月13日から21日まで、東京・国立競技場をメイン会場に開かれた世界選 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top